今日は「負け上手」
についてお話ししますね。
実は、
投資で勝つ人=負け上手
なんです。
負け上手とは、
お金持ちが実践する
投資のルールです。
お金持ちは「負け上手」なんです。
お金持ちになる投資家は
負けたとしても、
「決して致命傷は負わない」
そんな負け方をします。
投資に失敗したとき、
・普通の人は、金輪際投資をしないと誓い、
・小金持ちは、勝つまでやめない 、
・お金持ちは、潔く負けを認めて次に進む
と言われています。
例えば、新規に投資したとします。
しかし、雲行きが怪しくなったとき、
早期撤退をアドバイスされても
必ず挽回できると投資をゴリ押しして
再起不能になる人はゴロゴロいるのです。
攻め方は知っていても、
「守り方を知らない」ということです。
でも、長期的に資産を
増やし続けているお金持ちは、
みな「負け上手」なのです。
小さな負けはいくらしても、
決して致命傷となる
大きな負け方はしないのです。
お金持ちになるためにも、
資産を守り続けるためにも、
正しい負け方を知ることは必要です。
それはつまり、
「自分で決めた投資のルールを守る」
ということです。
投資の世界に「10%ルール」と
呼ばれるものがあります。
ある意味、正しい負け方のルールです。
ご存じではない方のために説明すると
何事も10%までの負けであれば、
その後の挽回がしやすいという法則です。
例えば、
100万円を元手に株を買ったとします。
その商品が10%下落しました。
90万円になりますよね。
そこで株を売却して、
残った90万円を
別の投資に回したとします。
それが10%上昇すれば
99万円になるのでほぼ元通りです。
では20%下落するまで
放置したらどうなるか。
元本は80万円になっていますので
これを100万円に戻るには
20%上昇しないといけませんよね。
さらに50%下落してしまったら、
50万が100万に戻るには2倍、
つまり100%アップしないといけません。
100%ですよ!
投資の世界では、
リカバリーに100%は
致命傷と言ってもいいレベルですね。
仮に元本が2倍になるには
利率10%の複利運用をしたとしても
7年かかる計算になるのです。
これが10%というラインこそ
損切りの目安ということで、
10%ルールと呼ばれるわけです。
失うのは一瞬です。
でも同じ額取り返すのは
大変だということを
忘れてはいけません。
今一度、
あなたが年初に決めた投資のルールを
しっかり確認してみてくださいね。
1日3回勝てばOK、
2連敗したらその日はトレードをやめる。
そういったルールを定め、
基本を忠実に守って、
資産を増やしましょう。
織田慶
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