継続力をアップさせる秘訣:織田慶

織田慶

いつも、織田慶オフィシャルブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

 

本日は、『継続力をアップさせる秘訣』というテーマで、お話しさせていただきます。

 

実践することで、継続力を高める秘訣を理解でき、物事を継続することができるようになります。

 

特に、

 

「何事も続けることができない自分が嫌い」

という人にオススメの内容になっています。

 

ぜひ最後までご覧ください。

成功に「継続力」が必要な理由:織田慶

 

成功するには「才能」より「継続力」が必要です。

 

心理学者でペンシルバニア大学教授のアンジェラ・リー・ダックワースは、「才能やIQ(知能指数)や学歴ではなく、個人のやり抜く力こそが、社会的に成功を収める最も重要な要素である」とし「グリット」理論を提唱しています。

1.Guts(ガッツ):困難に立ち向かう「闘志」
2.Resilience(レジリエンス):失敗してもあきらめずに続ける「粘り強さ」
3.Initiative(イニシアチブ):自らが目標を定め取り組む「自発」
4.Tenacity(テナシティ):最後までやり遂げる「執念」

 

これらの頭文字をとって、GRITと呼んでいます。

 

成功には「GRIT」、

つまり継続して最後までやり遂げる力が才能よりも重要であることが研究でわかっています。

 

継続できる人は少ないから、継続さえすれば成功できる:織田慶

継続することで成功する確率を上げることができるのは、それを続けることができない人が多いからです。

 

いざ新しいことを始めてみると、実際には「続けること」が習慣になっていないと、基本的には手間がかかり、続かないのです。

 

また、何かを「始めたいな」と思うことは多いですが、実際に行動に移す人は意外に少ないです。

 

何か新しいことを「始めたいな」と思いながら、実際には何も行動しないまま終わってしまった経験はないでしょうか。

 

何かを始めようとしても始める人は少なく、始めても継続できる人はさらに少ないので、継続するだけで成功できる確率は格段に高まるのです。

 

継続力がない原因:織田慶

 

では、継続力がない原因はどこにあるのでしょうか。

ここでは継続力がない原因についてご紹介します。

 

継続力がない原因【その1】面倒くさい:織田慶

 

継続力がない大きな原因の1つとして、「面倒くさいから」ということが挙げられます。

 

やりたいことでもあっても、ダラダラしていたいと思うときがあるのに、やらなければいけないことを継続しなければならないとなったら、「面倒くさい」という気持ちが勝ってしまうからです。

 

継続力がないと感じているのなら、
まずは面倒くさがっている自分に気づくことが大切です。

 

そして、10秒だけ取り掛かるようにしてみましょう。

 

実際に10秒だけ取り掛かってみると10秒では終わらないことが多いです。

 

「10秒だけのつもりが気づいたら1時間もやっていた」なんてこともあるはずです。

 

これが最初から「1時間やろう」としてしまうと

面倒くさいという気持ちが勝ってしまいます。

 

10秒だけ取りかかれば、「面倒くさい」の壁は乗り越えられます。

 

継続力がない原因【その2】言い訳を探す:織田慶

 

継続し始めて、2〜3日が経つと、新たに継続できない原因が出てきます。

それは「言い訳する」という壁です。

 

新しいことを2~3日続けることができたとしても、同じような日々が長く続くことはないものです。

 

疲れた日や、用事があって通常より遅くなった日など、そうした日には言い訳したい気持ちが湧いてくることが多いものです。

 

このような言い訳したい気持ちこそが、実は継続力がない原因なのです。

 

また、言い訳は単に「時間的な言い訳」だけではありません。

「もっと良い方法があるかもしれない」と考え出すこともあります。

 

2~3日試してみて、できることが見えてくると、「より良いアプローチ」を考えてしまうのです。

 

傍から見ると、より良い方法を模索する姿勢は、

まさに積極的な姿勢に見えるかもしれません。

 

しかしながら、実際は違うのです。

 

「もっと良い方法を探す」という行動を、
言い訳に使い、そればかりに時間を費やし、行動を起こさないことがあります。

 

その結果、その日には何も行動せず、

次の日もより良い方法を追求するために時間が使われ、結局継続できなくなってしまいます。

 

目標を達成するためには、いくつもの方法論は存在します。

 

確かに、より良い方法は存在するでしょう。

 

ただ一つ確かなのは、多くの方法を探すよりも、実際の行動を起こすことの方が正しいということです。

 

こうした「言い訳の壁」を乗り越えるためのアプローチは、

まず自分が言い訳をしていることに気づき、

「これって少しダサくない?」と自分に問いかけて気づかせることです。

 

「今日は無理しても仕方ないよね。だって…」と、実際はただ行動していないだけの理由をいかにも立派に言っていますが、それは要するに言い訳なのです。

 

もし他の誰かが同じことを言ったら、「あの人、ダサいな」と思うことでしょう。

 

そのような状況を自覚することが、この「言い訳したい気持ち」を乗り越える秘訣なのです。

継続力がない原因【その3】少し満足してしまっている:織田慶

 

面倒くさいと感じる気持ちや、言い訳したくなる気持ちを乗り越えて、

継続して進んでいるなら、もはや以前の自分とは違っていることでしょう。

 

一定の期間、継続できるようになると、自分の成果に対して満足感を抱くことが増えるかもしれません。

 

1週間や2週間と続けていくと、小さな成果を実感することがあり、自分が継続できていることに喜びを感じることも多くなります。

 

けれども、このような達成感こそが、継続するうえで障壁となることがあるのです。

 

  • 「この程度でも満足じゃない?」
  • 「もう十分に続けてきたんじゃないかな?」
  • 「自分、思ったより頑張ってる!」

このような自己満足が、結局は行動を停滞させる要因となることがあります。

 

「今日はちょっと休んでもいいかな」と考えて、結果的に継続を止めてしまうのです。

 

たった1日でも、始め立ての時期に1日休むことは、継続に大きな影響を及ぼします。

 

翌日にはすぐに始めた頃の面倒くさいという気持ちに戻ることがあります。

 

ですから、この時期に抱く「軽い満足感」には気をつけるべきです。

 

「軽い満足感の壁」を越える方法は、最初に描いた理想を再び思い返すことです。

 

数日の継続によって、始めた日からレベルアップしていることを感じることはできているとは思いますが、まだ道のりは途中であり、あなたが目指す理想の姿はまだ先にあるはずです。

 

当初の理想を思い出すことで、

「軽い満足感」を覚えて継続をやめてしまうという壁は超えられるので、

ぜひ実践してみてください。

 

継続力をアップさせる秘訣:織田慶

 

それでは、継続力をアップさせるには何をしたらいいのでしょうか。

ここでは継続力をアップさせる方法を紹介します。

 

継続力をアップさせる秘訣【その1】コンディションを整える:織田慶

 

継続力をアップさせたいのなら、あなたのコンディションを整えることから始めましょう。

 

その理由は、コンディションが整っていると、

自然と努力をする意欲が湧いてくるからです。

 

そして、コンディションが良い状態の時には、努力をしたときに最大の効果を得ることができます。

 

コンディションを整えるためのアプローチには様々な方法論がありますが、

休息することが一番です。

 

「今日はかなり疲れているな」と感じることがあるでしょう。

 

体が重い状態でも、それでも続けなければと思うこともあるかもしれません。

 

しかし、これは完全に疲労の影響を受けた状態です。

 

正直なところ、この状態では努力をしても効果が得られる見込みは低いので、

思い切って休息をとることが大切です。

 

疲れている状態で努力を続けても、

ただ義務感からの努力になりがちで、その結果効果が半減してしまうことがあります。

 

無理に頑張るのではなく、もし何か活動したい場合でも、

関連する動画を見たりテレビを観ることでも十分です。

 

努力とは、頭や体を無理に使うことだけでなく、休むことに時間を費やすことも含まれます。

 

「攻めの休息」という言葉がありますが、
コンディションを整えることは、努力の成果を最大限に引き出す取り組みであると認識してください。

 

継続力をアップさせる秘訣【その2】達成できる目標を設定する:織田慶

 

継続力を養うためには、達成可能な目標を定めてみましょう。

 

その理由は、達成可能な目標を設定することで、
モチベーションが高まり、自分への信頼が強化されるからです。

 

具体的には、自分が達成可能かどうか、
ぎりぎりの範囲で目標を設定することが重要です。

 

達成することができる人々は、目標設定のプロです。

 

自分が無理なく成し遂げられるか、ちょっと頑張れば達成できるかというゾーンに、目標を設定することができるのです。

 

数か月間努力しても最終的に目標を達成できないと、
自信を失ってしまう可能性があります。

 

ですので、程よい目標を定めつつ微調整していくことが大切です。

 

継続力をアップさせる秘訣【その3】目標に期限を設定する:織田慶

 

目標には必ず期限を設定することを心がけてみましょう。

 

なぜなら、期限を決めずに取り組むと、徐々にモチベーションが低下し、
成果が得にくくなるからです。

 

目標に期限を結びつける秘訣は「期間ごとに細かな期限を設定する」ことです。

 

目標期限をあまり遠くに置いてしまうと、現実味が薄れてしまいます。

 

中長期の目標を設定する出発点として、
3年程度の期間からスタートし、その後は1年、半年、3か月、1ヶ月、1週間、そして1日と、細かな期限を設けていくことがおすすめです。

 

もちろん、期限を設定することが苦手で、
逆にやる気を削ぐ可能性があるときは、無理に期限を設定する必要はありません。

 

自分の性格や傾向に合わせて、柔軟に期限を設定してみましょう。

 

継続力をアップさせる秘訣【その4】継続できない自分を責めない:織田慶

 

継続するためには、決して自分を責めないことが大切です。

 

なぜなら、自分を責めたところで継続が容易になるわけではないからです。

 

少しずつでも毎日成長していくことは、自分を責めなくてもできることです。

 

自分を責めないで、進むべき道を見極めましょう。

 

達成できていない点を振り返るだけでも十分です。

 

気持ちを切り替えて、明日もまた頑張ってみてください。

 

少しずつ前進する心持ちで、自分を大切にしましょう。

継続力をアップさせる秘訣【その5】なりたい自分を鮮明に思い浮かべる:織田慶

 

継続力をアップさせるためには、イメージが重要です。

 

自分がなりたい姿を鮮明にイメージすることで、

その目標に向かって努力を続けることができます。

 

なりたい自分の姿を心に描き続け、鮮やかにイメージすることで、

努力するためのモチベーションが高まります。

 

よほど意志が強い人でない限り、
目標もなりたい未来像もないまま努力を続けるのは難しいでしょう。

 

大切なのは、自分にとって達成可能と感じられる目標を描くことです。

 

自身の現在の状態で達成しやすそうな目標を設定することがポイントです。

 

現在の自分よりも遥かにすごい自分を目標にしてしまうと、
逆にモチベーションが下がることがありますので、注意が必要です。

 

もちろん、努力は常に楽しいわけではありません。

 

日々の中には、つらい瞬間もあるでしょう。

 

そのような時に「私は将来こんな風になるんだ」というイメージが、
あなたを支えてくれます。

 

最初はなかなか具体的なイメージが湧かないかもしれませんが、
毎日少しでもいいので時間を取り、自分がなりたい姿を頭に描いてみてください。

 

自分がなりたい姿のイメージが、継続力をアップする手助けとなるでしょう。

 

継続力をアップさせる秘訣【まとめ】:織田慶

 

継続力をアップさせる秘訣についてお伝えいたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 

『女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法』という本の帯に中谷彰宏氏が書いた『したい人10000人。始める人100人。続ける人1人』というコピーがあります。

 

このコピーのように、何かを継続するということはとても難しいことです。

 

けれども、継続力をアップさせるにはコツや秘訣があります。

 

今回、紹介した

 

  • コンディションを整える
  • 達成できる目標を設定する
  • 目標に期限を設定する
  • 継続できない自分を責めない
  • なりたい自分を鮮明に思い浮かべる

 

という秘訣を実践することにより、今までよりも容易に物事を継続することができるでしょう。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

織田慶

 

コメント