「完璧主義をやめたい・・・」100点主義から抜け出す方法:織田慶

織田慶

いつも、織田慶オフィシャルブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。  

 

本日は、「完璧主義をやめたい・・・」100点主義から抜け出す方法というテーマでお話しさせていただきます。  

 

最後までご覧いただくことで、完璧を求めるあまり動けなくなる状態から解放され、もっと気楽に行動できるようになる でしょう。  

 

特に、  

・「完璧じゃないとダメだ」と思ってしまい、行動できない  

・ 失敗を極端に恐れてしまう

・自分にも他人にも厳しくなりすぎてしまう

  

と悩んでいる方におすすめの内容になっています。  

 

ぜひ最後までご覧ください!

完璧主義に悩んでいませんか?

 

「もっと頑張らなきゃ・・・」  

「これじゃまだ完璧じゃない・・・」  

「失敗したらどうしよう・・・」  

 

こんなふうに、自分を追い込んでしまうことはありませんか?  

 

完璧主義の人は、常に「もっと良くしなければならない」 というプレッシャーを抱えています。  

 

高い目標を掲げることは素晴らしいことですが、完璧を求めすぎるあまり、次のような状況に陥ってしまうことが多いのです。  

 

  • 「完璧でなければやる意味がない」と思い、行動できなくなる  
  • 「もっと頑張らなきゃ」と自分を責め、常にストレスを抱える  
  •  100点を目指すあまり、途中で挫折しやすくなる  
  • 「失敗=自分の価値がない」と感じ、チャレンジを避けてしまう  

 

実際、完璧主義は仕事や人間関係、日常生活にも大きな影響を与えることが分かっています。  

 

例えば、細部までこだわりすぎて仕事が遅くなったり、他人にも完璧を求めてしまい、人間関係がギクシャクしたりします。

  

完璧を追い求めるあまり、かえって成果が出にくくなることもあるでしょう。  

 

では、どうすれば完璧主義を手放し、もっと楽に生きられるのでしょうか?  

 

大切なのは、「70点でOK」と思える心の余裕を持つこと です。  

 

すべてを完璧に仕上げる必要はなく、むしろ、まずやってみることが大切なのです。

 

完璧主義には2種類ある

 

完璧主義には2種類あります。

 

ここでは

 

・ポジティブな完璧主義

・ネガティブな完璧主義

 

この2種類について解説します。

 

完璧主義には2種類ある【その1】ポジティブな完璧主義

 

まず、ポジティブな完璧主義とは、目標達成を重視し、努力を惜しまないスタイル のことを指します。  

 

このタイプの完璧主義者は、高い基準を持ちつつも、柔軟な考え方を持っているのが特徴です。  

 

「できる限りベストを尽くそう!」という前向きな姿勢があり、自分を過度に追い込むのではなく、努力すること自体を楽しめる傾向があります。  

 

例えば、アスリートが自己ベストを更新したいと思うのは、ポジティブな完璧主義の表れです。  

 

このタイプの人は、自分の成長を楽しみながら挑戦を続け、失敗したとしてもここから学べることがあると前向きに捉えます。  

 

また、柔軟性があるため、うまくいかないときも方向転換ができるのが強みです。  

 

「この方法がダメなら別のやり方を試そう」というマインドを持っているので、挑戦を継続しやすくなります。  

 

このように、ポジティブな完璧主義は、成長のエネルギーになりやすく、適切なコントロールができれば、非常に強力な武器になります。  

完璧主義には2種類ある【その2】ネガティブな完璧主義

 

一方で、ネガティブな完璧主義は、自己否定を強くし、行動を抑制してしまう原因になります。  

 

このタイプの完璧主義者は、100点でなければ意味がない という極端な考えを持ち、少しでもミスをすると自分を責めてしまいます。  

 

例えば、仕事で「完璧なプレゼンをしなければ」と思い込み、少しでも間違えると自分はダメだと落ち込んでしまう。

  

また、試験で90点を取っても、「残り10点を落とした自分は失敗だ」と感じてしまう。  

 

このような考え方が続くと、失敗を恐れるあまり、挑戦すること自体を避けるようになります。  

 

どうせ完璧にできないなら、最初からやらないほうがいいと思い込み、チャレンジする機会を逃してしまうのです。  

 

また、ネガティブな完璧主義者は、他人の評価を気にしすぎる傾向があります。  

 

他人にどう思われるかを過剰に意識し、常にプレッシャーを感じながら行動するため、精神的な負担が大きくなります。  

 

結果として、ストレスがたまりやすく、自己肯定感も低下しがちです。  

完璧主義になりやすい人の特徴

完璧主義になりやすい人には特徴があります。

 

ここでは完璧主義になりやすい人の特徴を解説していきます。

 

完璧主義になりやすい人の特徴【その1】幼少期に「失敗してはいけない」と教えられた

 

完璧主義になりやすい人の多くは、幼少期に失敗は悪いことと教えられて育った経験があります。  

 

例えば、「テストで間違えると怒られる」「何かを失敗すると否定される」などの環境にいた人は、自然とミスをしてはいけないという考えを強く持つようになります。  

 

このような環境で育つと、「完璧でなければ認めてもらえない」 という思い込みが形成され、常に高い基準を求めるようになります。  

 

しかし、実際には失敗から学ぶことが多く、完璧を求めすぎることで行動が制限されてしまうこともあります。  

 

完璧主義を手放すには、失敗は成長の一部であり、成功へのプロセスであると考え直すことが大切です。  

完璧主義になりやすい人の特徴【その2】 周囲からの期待が高かった

 

子どもの頃から周囲の期待が高かった人も、完璧主義になりやすい傾向があります。  

 

「あなたならできる」「もっと頑張れる」と言われ続けることで、期待に応えなければいけないというプレッシャーを感じやすくなります。  

 

このような人は、他人の評価を基準にしてしまい、100点を取らないと満足できないという考えを持つことが多いです。  

 

また、期待を裏切るのが怖いという心理が働き、自分が本当にやりたいことよりも、他人に認められることを優先してしまうこともあります。

完璧主義になりやすい人の特徴【その3】競争環境で育った

 

常に競争の中で育った人は、完璧主義になりやすい傾向があります。  

 

たとえば、「テストで1位を取ることが当たり前」「ライバルに勝たなければ価値がない」 という環境にいると、完璧でなければ意味がないという思考になりがちです。  

 

競争の中で努力を重ねることは大切ですが、常にトップでなければならないというプレッシャーが大きくなると、挑戦すること自体が怖くなってしまう こともあります。

  

負けること=価値がないと思い込んでしまうと、失敗を極端に避けるようになり、新しいことにチャレンジできなくなってしまいます。  

完璧主義をやめる4つのメリット

完璧主義をやめるとどんな良いことがあるのでしょうか。

 

ここでは完璧主義を辞めるメリットを4つ解説します。

 

完璧主義をやめる4つのメリット【その1】行動力が上がる

完璧主義を手放すと、まずやってみようという気持ちが生まれ、行動のハードルが下がります。  

 

100点を求めると準備ばかりに時間を取られ、結局何も進まないことが多くなります。  

 

しかし、70点でもOKと思えれば、すぐに行動できるようになり、結果的に成功のチャンスも増えます。  

 

小さな行動を積み重ねることで、スキルも向上し、より多くの経験を得られるようになります。  

完璧主義をやめる4つのメリット【その2】ストレスが減る

完璧を求めると、常に「もっと頑張らなきゃ」「ミスは許されない」とプレッシャーを感じやすくなります。  

 

しかし、完璧を手放し、できる範囲でベストを尽くすという考え方を持つと、気持ちが楽になります。  

 

失敗を過度に恐れなくなり、精神的な負担が減ることで、より健やかに日々を過ごせるようになります。  

 

完璧主義をやめる4つのメリット【その3】人間関係が良くなる

完璧主義の人は、自分に厳しいだけでなく、無意識のうちに 他人にも高い基準を求めてしまう ことがあります。 

 

しかし、完璧主義を手放すと、他人のミスや欠点にも寛容になれ、より良い関係を築きやすくなります。

  

また、完璧でなくてもいいと思えることで、自分の弱みを見せることに抵抗がなくなり、人とのつながりが深まります。  

 

完璧主義をやめる4つのメリット【その4】自分の価値を感じやすくなる

完璧主義の人は、100点を取らなければ意味がないと感じがちですが、実際にはできることに目を向けることが大切です。  

 

完璧を手放すことで、小さな成功を積み重ねることが成長につながると実感できるようになります。  

 

その結果、自分の価値を自然に認められるようになり、自己肯定感が高まります。

完璧主義をやめる5つのステップ

完璧主義をやめたいと思っても、いきなり「もう気にしない!」と割り切るのは難しいものです。

 

ここでは完璧主義をやめる5つのステップを紹介します。

 

完璧主義をやめる5つのステップ【その1】自分の完璧主義に気づく

 

まずは、自分がどの場面で完璧を求めているのかを明確にすることが大切です。  

 

気づかないうちに、100点じゃなきゃ意味がないと思っていることが多いかもしれません。  

 

例えば、次のような場面を振り返ってみましょう。

  

・仕事で「もっと完璧に準備しなきゃ」と思い、なかなか取り掛かれない  

 

 ・SNSの投稿を何度も見直して、なかなかアップできない  

 

 ・「失敗したらどうしよう」と考えすぎて、新しい挑戦ができない  

 

こうした完璧主義の思考パターンを見つけたら、ノートやスマホにメモをして可視化することがおすすめです。  

 

どんな場面で完璧を求めてしまうのか?を意識することで、少しずつ手放しやすくなります。  

完璧主義をやめる5つのステップ【その2】「70点でOK」と考える練習をする

 

完璧を求めると、行動が遅くなったり、ストレスを感じたりしやすくなります。  

 

そこで、「70点でも十分!」 という考え方を意識的に取り入れてみましょう。  

 

例えば、次のような行動を試してみてください。  

 

・メールを完璧に書かずに送る(多少の誤字があってもOK)  

 

・料理を「見た目より味重視」で作る(完璧な盛り付けを求めない)  

 

・SNSの投稿を深く考えずにアップする(完璧な表現を目指さない)  

 

「70点でも問題ないんだ」と経験することで、完璧を求めなくても大丈夫だと実感できるようになります。  

完璧主義をやめる5つのステップ【その3】失敗をポジティブに捉える

 

完璧主義の人は、失敗を恐れるあまり行動を控えがちです。  

 

しかし、失敗は成長のチャンスでもあります。  

 

・「この失敗から何が学べるか?」を考える  

 

・過去の成功を振り返り、最初はうまくいかなかったこともあったと再認識する  

 

・うまくいかなかったことを書き出し、学べたことをリストアップする  

 

例えば、プレゼンで思ったように話せなかったと落ち込んだとき、次回はもっとシンプルに伝えようと考えれば、次に活かすことができます。  

 

失敗を悪いことと考えず、成長のためのプロセスと捉えることで、行動のハードルが下がります。  

 

完璧主義をやめる5つのステップ【その4】小さな成功体験を積み重ねる

 

完璧を求めると、ハードルが高すぎて行動を起こしにくくなります。

  

そのため、とりあえずやることを意識し、小さな成功体験を積み重ねることが重要です。  

 

・完璧にやらなくてもいいから、まずは始める

  

・短時間だけでも取り組んでみる  

 

・終わったら、自分を褒める  

 

例えば、仕事で資料作成をする場合、「まずは5分だけやってみよう」と決めて取り組めば、意外と進められるものです。  

 

できたという小さな成功体験を積み重ねることで、行動するハードルがどんどん下がっていきます。  

 

完璧主義をやめる5つのステップ【その5】自分を許す習慣をつける

 

完璧主義の人は、うまくいかなかったときに 「もっと頑張らなきゃ…」 と自分を責めがちです。  

 

しかし、完璧じゃなくてもいいと自分に言い聞かせることが大切です。  

 

・今日はここまでできたからOKと考える  

 

・100点じゃなくても、自分は価値のある存在と認める  

 

・ 1日の終わりに、できたことにフォーカスして振り返る  

 

たとえば、「仕事が予定通り進まなかった…」と感じた日でも、でも、報告はちゃんとできたし、やるべきことは進めたとプラスの面を見つける習慣をつけると、気持ちが楽になります。  

 

「完璧主義をやめたい・・・」100点主義から抜け出す方法【まとめ】

 

「完璧主義をやめたい・・・」100点主義から抜け出す方法をお伝えしましたが、いかがでしたか?

 

完璧主義は

 

・幼少期の経験

・周りからの期待の大きさ

・競争しなければいけない環境

 

であることがわかりました。

 

完璧主義をやめる方法として

 

・ まずは自分の完璧主義に気づく  

・「70点でOK」と考える練習をする  

・ 失敗をポジティブに捉え、学びに変える  

 ・小さな成功体験を積み重ねる  

 ・自分を許し、できたことにフォーカスする  

 

この5ステップを試してみてください。

 

自分を許すことで、周りも許せるようになり、人間関係も良くなります。

 

完璧主義で悩んでいるあなたが少しでもそこから抜け出すヒントを得られることを願っています。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

織田慶

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