ひらめきを得るにはコツがあります

マインドセット

 

締め切りが迫っているのに、

 

「アイデアがひらめかない」

 

「良い発想が生まれない」

 

そういった状況は

とてもつらいものですよね^^

 

ミュージシャンなどの

アーティストが、

 

「メロディーが降ってきた!」

などと言って、

 

“数分で1曲が完成した”

といった逸話は、

 

誰もが聞いたことが

あるのではないでしょうか。

 

それだけ、

アイデアやひらめきは、

 

得ようと思って

得られるものではない

というイメージがあると思います。

 

ですが、最新の脳科学では

ひらめきを得る方法を

明らかにしてます。

 

数年前に放送された

NHKの番組、

 

『NHKスペシャル

 「人体」“脳”すごいぞ!

 ひらめきと記憶の正体』

 

では、

 

“ひらめき”とは

どのような状態なのか?

 

それを調べるために、

 

芥川賞作家でもある

お笑い芸人の又吉直樹さんをモデルに

 

MRI(画像診断装置)で

脳の活動状態を調べています。

 

その結果、

又吉さんが「ひらめいた!」と

思ったときの脳の状態は、

 

「ぼーっとしている」ときの状態と

ほぼ同じだったのです。

 

おもしろいですよね^^

 

よく、休みの日に

ぼーっとしてしまい、

 

「無駄な時間を過ごしてしまった」

 

と後悔している人を

SNSで見かけたりしますよね。

 

ですが実験では、

「ぼーっとしている」と言っても、

脳は活動を停止しているわけではなく、

 

脳の広い領域で

一斉に活動している様子が

記録されたのです。

 

また、

『スウェーデン式アイデアブック』

という書籍では、

 

「創造性の4B」というものが

紹介されています。

 

4Bとは、

 

・Bathroom:お風呂、トイレ

・Bus:乗り物、移動中

・Bed:寝ているとき、起きたとき

・Bar:お酒を飲んでいるとき

 

のそれぞれの頭文字で、

 

共通点は「リラックスしている」

「ぼーっとしている」ということです。

 

ひらめきを得るためには、

がむしゃらに脳を働かせる

イメージがあるかもしれませんが、

 

実はこういった、

ぼーっとした時間を持つことが

重要であるということです。

 

また、こうした

「ぼーっとしている状態」を、

 

最近の脳科学では、

「デフォルトモード・ネットワーク」

と呼んでいます。

 

ワシントン大学の研究によると、

 

ぼーっとして、

デフォルトモード・ネットワークを

稼働している状態は、

 

通常の脳の活動よりも

15倍のエネルギーが使われていることが

明らかになっています。

 

忙しく働いている人ほど、

 

ぼーっとするのが

もったいないと思って、

 

がむしゃらに考えようとする

傾向があるかと思います。

 

ですが、たまには何もせず、

ぼーっとする時間を持って、

 

優れたアイデアを得る

キッカケにしてください。

 

もちろん、やるべきことは

やりましょうね^^

 

今日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

織田慶

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