高い幸福感を得る意外な方法:織田慶

織田慶

 

突然ですが、

あなたは幸せになりたいですか?

 

答えはもちろん「はい」ですよね。

 

幸せになりたくない人なんて

いないでしょう^^

 

でも、あなたが

イメージしている理想の幸せの状態が、

 

必ずしも“高い幸福感”につながる

というわけではなさそうです。

 

それはどういうことなのか?

 

本日は

「高い幸福感を得る方法」

についてお話します。

 

より幸せになるヒントが

見つかる可能性があるので、

ぜひ最後までご覧ください。

 

理想的な幸せを実現しても

高い幸福感を得られるとは限らない、

 

これは一体どういうことでしょうか?

 

1つの興味深い実験をご紹介します。

 

ノーベル賞を受賞した、

行動経済学者の

ダニエル・カーネマンの実験です。

 

被験者に専用の携帯電話を渡し、

長期に渡ってその時々の

幸福度を尋ねたそうです。

 

すると幸福感とは、

一瞬一瞬の「状態」

ではないことが分かりました。

 

例えば、

予定通りで楽しいことばかりの

旅行で感じる快適さより、

 

予定通りにいかず、

トラブル続きの旅行を後から振り返って、

 

「あれはあれで、良い経験だった」

と思うことの方が、

より高い幸福感があったのです。

 

たしかに、すべてが順調に運ぶ

幸せもあるのですが、

 

「あの時は大変だった」

 

「苦労の連続だった」

 

「不幸のどん底だった」

 

という経験がある方が、

後から振り返ると

脳はより幸せを感じたのです。

 

なので、思い通りの理想の状態が

幸せとは限らないのです。

 

そもそも人は、理想の幸せについて

自分自身を欺くことが

あるとも言われています。

 

穏やかで安心できる環境が幸せだと思い

そこに居続けようとするけど、

 

実際にそうなって、時間が過ぎると

「これでよかったのだろうか・・・」

と後悔することがあるのです。

 

もしかしたらあなたも

経験があるかもしれませんね^^

 

なので、イメージどおりの人生が

必ずしも高い幸福感を

もたらすわけではないのです。

 

反対に言うと、

 

・苦しい時

・ツライ時

 

を不幸だと捉える必要は

ないということです。

 

なぜなら、後から振り返った時に、

より大きな幸せを感じられるように

なるかもしれないからです。

 

もちろん、苦しみや辛さ、

不幸を感じる環境にわざわざ

飛び込んでいく必要はありません。

 

結局は、今自分がイメージしている

理想の状態を実現しようと

進んでいくしかないのです。

 

ですが、その途中で

 

「自分には無理かもしれない」

 

「もう諦めたい」

 

といったことを感じても、

決して不幸な状態ではないことを

頭に入れておいてください。

 

夢の実現には

試練や困難が伴うものです。

 

その試練や困難があったからこその

大きな幸せが待っています。

 

ぜひ、これからも

夢の実現に挑戦し続けてください。

 

『人生は苦しい時こそ華である』

これは、脳科学者の中野信子氏の言葉です。

 

せっかくの人生です。

 

大きな華を咲かせましょう^^

 

今日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

織田慶

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