ミスを引きずらないコツ:織田慶

織田慶

 

あなたは最近

ミスしたことを覚えていますか?

 

「道を間違えた」

 

「スマホを落とした」

 

などなど、

人にミスはつきものです。

 

ミスが起きるのは仕方ないですが、

 

とはいえ、仕事の

大事な場面で起きてしまうと、

穏やかではいられなくなるものです。

 

「なぜミスをしてしまったのだろう」

 

「あれをしておけば

 ミスは起きなかったのではないか」

 

「問題点はどこなんだ」

 

などと、頭の中で

反省会が始まってしまいます。

 

しかし、すでにミスは

起きてしまったのです。

 

過去は取り返せないのですから、

引きずってばかりいても

良いことはありません。

 

今回は、ミスをした時に

引きずらないコツについてお話します。

 

ぜひ最後までご覧ください。

 

ミスをすると、どうしても

 

・イライラする

・慌てる

・集中力が途切れる

 

といったように

精神を乱してしまうものです。

 

しかし、

このような注意力散漫な状態では

リカバリーも上手くいきません。

 

そんな時は、

「今この瞬間に集中する」と

自分に言い聞かせてください。

 

反省は後からできるので、

いま最もやらなければならないことに

意識を集中しましょう。

 

これは、次のミスを

引き起こさないためにも重要です。

 

人は一度ミスをしてしまうと、

心の平静さを失って

連続してミスをしやすくなります。

 

ですから、ミスが起きた時には

連鎖を断ち切らなければなりません。

 

では、意識を集中しミスの連鎖を断ち切り

即座にリカバリーにつなげるためには

どうすればよいのでしょうか?

 

それは「リセット」をすることです。

 

体操競技を思い出していただけますか。

 

例えば、鉄棒の競技中に

落下した選手は、

 

手に粉を付け直してから

競技を再開しています。

 

この粉を付け直すという行為が、

「これから再度、始めから競技する」という

「リセット」になっているのです。

 

これで、ミスの連鎖は断ち切られて

その後の競技がうまくいきます。

 

「でも、そんなに簡単に

 リセットできないかもしれない」

 

と思うかもしれませんね。

 

たしかに、心の中で

「リセットしよう」と思うだけでは

難しいかもしれません。

 

そんな時のために、

『ルーティン』を

決めておくとよいでしょう。

 

ルーティンとは

「決まった手順」などの意味を持ち、

 

スポーツ時などの集中力を高めたい場面で

行われる所作を示します。

 

ルーティンと言えば、

元メジャーリーガーのイチロー選手が

バッターボックスに入る前に行っていた、

脚の屈伸や素振りなどが有名です。

 

イチロー選手に限らず

多くのアスリートが

独自のルーティンを持っていて、

 

集中をしなければならない場面では

一連の動作を行いながら

意識を高めていきます。

 

つまり、行動に紐づけることで

意識がコントロールできるのです。

 

このようにルーティンは効果を

認められていますので

ぜひ取り入れてみてください。

 

毎日の仕事を始める時や

集中しなければならない時に

ルーティンを行います。

 

そして、ミスをしてしまった時には

ルーティンでリセットをしてから

リカバリーに取り掛かりましょう。

 

さすがに、イチロー選手の

ルーティンをそのまま取り入れる

わけにはいかないと思いますが、

 

イチロー選手になった気分で

ルーティンを取り入れてみてください。

 

今日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

織田慶

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