いつも、織田慶オフィシャルブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
本日は、
『完璧主義を手放す方法』というテーマでお話しさせていただきます。
最後までご覧いただくことで、“完璧主義を手放すこと”ができ、
色々なことにチャレンジできるようになるでしょう。
特に、
- 「失敗がとても怖い・・・」
- 「他人と比べて目標が高すぎる・・・」
と悩んでいる人にオススメの内容になっています。
ぜひ最後までご覧ください。
完璧主義ってどういうこと?:織田慶
まず、「完璧主義」とはどういうことなのでしょうか?
また、過度な目標を設定したり、自分自身を厳しく評価したり、周囲の目を常に気にするといった心理状態を指します。
完璧主義の心理状態に置かれた人のことを「完璧主義者」と言うことが多いです。
完璧主義を手放すことで得られるもの:織田慶
完璧主義を手放すことで、
- ミスをして自己嫌悪に陥ることが少なくなる
- 物事を大枠でとらえられるようになる
- 円滑な人間関係が築けるようになる
- 仕事が早くなる
- 満足感を得られやすくなる
という状態になります。
完璧主義を手放すことによって、物事の細部にとらわれにくくなり、目的を意識できるようになるのです。
失敗ばかり気にしてしまったり、物事を減点式でとらえてしまったりする人が完璧主義を手放すことで、生きやすくなるとも言えるでしょう。
また、物事の優先順位をつけることができるようになるため、仕事も早くなります。
【完璧主義診断】自己チェックリスト:織田慶
周囲から「完璧主義」だと思われていても、本人は自覚のない場合があります。
次のチェックリストにいくつも当てはまる場合、完璧主義である傾向が強く、心が疲れやすくなっている可能性が高いです。
完璧主義な人の特徴とは?:織田慶
完璧主義な人の特徴とはどのようなものがあるのでしょうか。
自分にも当てはまっていないか、考えてみてください。
完璧主義な人の特徴【その1】プライドが高い:織田慶
完璧主義な人はプライドが高く、他人に助けを求めることができません。
他人からバカにされたり、悪く言われないようにしているため、いつも気が張っており、疲れやすい傾向もあります。
「優秀な人」「できる人」と他人から見られたいという気持ちも強く、たとえ自分が窮地に陥ってもなかなか他人に助けを求めることができずに、自分をさらに窮地に追い込んでしまうことがあります。
完璧主義でプライドが高いと感じている人は他人を頼ることを覚えたほうがいいです。
他人を頼ることは決して甘えでも情けないことでもありません。
他人を頼ることで、時には自分一人では成し遂げられないことも成し遂げることができます。
完璧主義な人の特徴【その2】理想が高すぎる:織田慶
完璧主義な人は「◯◯でなくてはいけない」という気持ちがとても強いです。
- 「競争するからには一番でなくてはいけない」
- 「誰よりも優秀でなくてはいけない」
と考えるため、理想が高すぎるのです。
目標設定する際も、達成できるわけもない高い目標を設定しがちなため、結局達成できずに自己嫌悪に陥ってしまうことも多いです。
けれども、完璧主義な人は理想が高くても、きちんと夢を持っているのも特徴と言えるでしょう。
完璧主義で理想が高いと感じている人は、まずは自分が絶対に到達できる目標を立てるようにしましょう。
そうすることで、自分に揺るぎない自信をつけることができますし、自己嫌悪に陥り、自分を否定することも少なくなるはずです。
完璧主義な人の特徴【その3】失敗やミスを極端に恐れる:織田慶
完璧主義な人は自分のミスを絶対に許すことができません。
ミスをしないために用意周到に準備をします。
周りから見て、心配性なのではないかと思われるほど、執拗に準備をします。
ミスが発覚するとまるですべてが終わってしまったかのように落ち込みます。
人は誰でもミスをするものです。
ミスをする自分が許せないと、自己不信、そして結果的に他人まで信じられなくなります。
そうならないためにも、「多少ミスをしても当たり前」という考え方をする必要があります。
完璧主義になってしまう原因:織田慶
完璧主義になってしまう原因はどこにあるのでしょうか。
もし思い当たる原因がある人は改善していくようにしましょう。
完璧主義になってしまう原因【その1】現状の自分に満足していないから:織田慶
- 「自分はこんなものじゃない」
- 「まだまだやれるはず」
完璧主義になってしまう人はこういった思いを抱えていることが多いです。
現状の自分に満足していないので、「まだやれる」「もっと頑張れるはず」と思ってしまうのです。
このような考え方は向上心があってとても良いことでもあるのですが、あまりに度が過ぎると常に無理をしてしまう原因にもなります。
頑張っている自分にある程度満足しないと、自分のことを嫌いになってしまうことにもなりかねません。
完璧主義になってしまう原因【その2】正義感や責任感が強すぎる:織田慶
正義感や責任感が強すぎると、何事に対してもパーフェクトにこなそうとするので頑張りすぎてしまうことがあります。
正義感や責任感が強いと仕事に対しても熱心に取り組むので、周りからの評価は高くなるのですが、実は本人は疲弊しきっていることもあります。
正義感や責任感が強すぎると感じている人は肩の力を抜くことを覚えたほうがいいかもしれません。
「自分の代わりはいくらでもいる」と考えることも時には大切です。
完璧主義になってしまう原因【その3】承認欲求が強い:織田慶
承認欲求が強いと完璧主義に陥りやすくなってしまいます。
なぜなら他人から褒められたり、認められたりする「完璧な自分」を演じようとするからです。
例えばSNSで「いいね」をたくさんもらうことで承認欲求を満たそうとすると、欲求に際限がなくなるので、どこまでも「完璧な自分」を追い求めることになります。
完璧主義のメリット:織田慶
完璧主義にもメリットがあります。
ここでは完璧主義のメリットを3つ紹介します。
完璧主義のメリット【その1】自己管理ができる:織田慶
完璧主義の人はストイックで自己管理がきちんとできる人です。
なぜなら物事を長期的に見て、根気よく取り組むには自己管理とストイックさが必要だからです。
目標達成のためにコツコツと取り組むことは完璧主義の人にとって得意分野です。
本人は意識していなくても、目標達成に向かってコツコツと取り組む姿が周りの人からストイックに映るのです。
目標達成に向けて、やるべきことをスケジュールに落とし込み、コツコツと努力を積み重ねていくことはなかなかできることではありませんから、完璧主義の大きなメリットと言えるでしょう。
完璧主義のメリット【その2】責任感が強く、周りからの信頼が厚い:織田慶
完璧主義の人は強い責任感を持っています。
どんな仕事でも最後まできちんとやり抜くことができるので、周りからの信頼が厚いことがメリットと言えるでしょう。
「この人に任せておけば大丈夫」と思われることも多く、本人もその期待に完璧に応えようとします。
それゆえ、完璧主義の人はリーダーに抜擢されることも多いです。
ただ、周りの信頼に完璧に応えようとするので、いつの間にか疲れてしまっていることもあるので気をつけるようにしましょう。
完璧主義のメリット【その3】仕事のクオリティが高い:織田慶
完璧主義の人は丁寧に仕事に取り組み、手を抜くことがないので、仕事のクオリティがとても高いです。
なかには極限まで自分を追い込んで取り組む人もいるので、周りの追随を許さないほど、仕事のクオリティが高くなります。
仕事のクオリティの高さからどんどん周りから仕事を頼まれる人も多く、仕事面では周りから絶対的な信頼を寄せられる人も多いです。
本人も相手から求められていること以上のクオリティを出そうと努力するので、仕事面ではとても頼りになるのが完璧主義の人と言えるでしょう。
完璧主義のデメリット:織田慶
完璧主義ゆえに苦しんだり、損をしたりするということもあります。
ここでは完璧主義のデメリットを3つ紹介します。
完璧主義のデメリット【その1】自己嫌悪に陥りやすい:織田慶
完璧主義の人は何事に対してもパーフェクトにやり遂げようとする傾向があります。
しかし、完璧主義の人も人間なので、時にはミスをすることがあります。
どんな小さなミスであっても、完璧主義の人は許すことができなく、ひどく落ち込みます。
また、ミスをしたことで自己嫌悪に陥り、さらにミスを繰り返してしまうという悪循環に陥ってしまうこともあります。
このようなことにならないためにも、ある程度の「開き直り」が完璧主義の人には必要となるでしょう。
「どんな人でもパーフェクトに物事をこなすことはできない」と開き直ることで、小さなミスが気にならなくなります。
完璧主義のデメリット【その2】仕事に必要以上に時間がかかる:織田慶
完璧主義の人のデメリットとして、仕事に必要以上に時間がかかってしまうことがあります。
なぜなら完璧主義の人は最高の状態を求めて、一つ一つの工程に時間をかけすぎてしまうからです。
なかには失敗することが怖くて、なかなか取り組み始めることができない完璧主義の人もいることでしょう。
いくら周りが「ほどほどでいいよ」と言っても、完璧主義の人はパーフェクトを求めてしまうので、納期に間に合わなかったり、締切を破ってしまったりすることがあります。
どんなに優れたバッターでも3割しか打てないと考え、仕事も80%の出来であれば、納期に間に合わせることが大切であると心得るようにすると楽になるでしょう。
完璧主義のデメリット【その3】ストレスをためやすい:織田慶
完璧主義の人は物事をパーフェクトにこなせない自分に常にストレスを抱えているので、ストレスをためこみやすい傾向があります。
完璧を目指して物事を進めているのに、何かが起きてスケジュール通りに進まないと完璧主義の人のイライラは最高潮に達します。
どんなに仕方がない事情であれ、ストレスに感じてしまうのです。
しかし、「時にはそういうこともある」と考えることで、完璧主義の人のストレスを和らげることができるでしょう。
完璧主義の手放し方:織田慶
程よい完璧主義は良い結果をもたらすことが多いですが、完璧主義が行き過ぎると自分も周囲も辛くなります。
完璧主義を手放す方法を3つ紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
完璧主義の手放し方【その1】完璧じゃない自分を受け入れる:織田慶
完璧主義の人はありのままの自分を否定していることが多いです。
ありのままの自分を否定し、理想ばかりを追い求め、辛くなってしまうのです。
素の自分も受け入れ、多少だめなところがあってもOKと許してあげることが完璧主義を手放すことにつながります。
どんなに完璧に見える人であっても、欠点があることを覚えておいてください。
人は誰もが完璧ではないことを知り、完璧ではない自分を許してあげてください。
完璧主義の手放し方【その2】80点を合格点にする:織田慶
満点ではなくていいので、完成度の現実的なラインを決めることが完璧主義を手放すことにつながります。
完璧主義の人はどうしても満点を目指してしまうので、納期や締切に遅れてしまうことがあります。
頼む側としては80点のラインであれば、納期を守ってくれたほうが嬉しいということを覚えておくようにしましょう。
満点を目指して、納期に遅れ、信用を失うほうが大問題です。
完璧主義は時には裏目に出てしまうことをよく覚えておき、現実的な合格ラインを目指して仕事をするようにしましょう。
完璧主義の手放し方【その3】優先順位をつける:織田慶
「何が一番大切か」という優先順位をつけるのは、完璧主義を手放すことにおいてとても重要なことです。
すべてのタスクに全力投球していては、自分の体力にも持っている時間にも限界が来てしまいます。
どのタスクが重要で緊急性が高いのか、しっかりと見極め、重要かつ緊急性の高いものに力を入れていくようにすると、優先順位を見失わないで済むでしょう。
また、優先順位をつけることで、自分にとって不要なタスクが出てくると思います。
完璧主義の人はどうしても不要なタスクにも力を入れがちです。
不要なタスクを見極めたら、一切手を付けないくらいの気持ちでいるようにするといいでしょう。
完璧主義を手放す方法【まとめ】:織田慶
完璧主義を手放す方法について解説しましたが、いかがでしたか。
完璧主義が強すぎると、本人も辛いですし、周りにも迷惑をかけてしまうことがあります。
完璧主義が強すぎる人は自分を責めてしまったり、必要以上にクオリティにこだわってしまったりします。
もし自分が完璧主義が強すぎると感じている人は少しずつでもいいので改善するようにしましょう。
けれども、完璧主義は絶対的な悪ではなく、程よく完璧を目指すことは良い効果をもたらすことが多いです。
程よい完璧主義を目指すためにも、今回ご紹介した3つの完璧主義の手放し方を参考にしてみてください。
そうすることで、強すぎる完璧主義を改善できるはずです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
織田慶
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