あなたの脳が半分眠っているかも:織田慶

織田慶

 

あなたは、

“成功”したいですか?

 

それとも

“幸せ”になりたいですか?

 

どちらか一方しか

得られないとしたら、

どちらを選びますか?

 

テレビで見かけるような

有名な成功者も、

 

色々な悩みを抱えて

幸せではない場合があります。

 

そう考えると、

最終的に得たいものは

“幸せ”かもしれませんね^^

 

ただ一般的には、

成功したら→幸せになれると

考えられていますよね。

 

例えば、

 

・トレードで勝つ

・ビジネスで受注を獲得する

・魅力的な人と付き合えるようになる

 

このような、

何らかの成果が上げられたときに

人は幸せを感じるというのが普通です。

 

しかし実は、

その逆も成り立つのです。

 

つまり、

“幸せだから→成功する”

ということがあるのです。

 

詳しく説明する前に

一つ質問させてください。

 

「あなたは日々の生活で、

 幸せを感じていますか?」

 

もし答えが『NO』ならば

気をつけてください。

 

もしかしたら、あなたの脳は

半分眠った状態かもしれません。

 

というのも、脳が活発に働くための

あるものを利用できていないからです。

 

それは何か?

 

「ドーパミン」です。

 

ドーパミンは

快楽物質と呼ばれています。

 

・楽しい

・心地よい

・嬉しい

 

こういった時に、脳内で分泌されて

人は快楽を感じます。

 

そして、新たな快楽を求めて

また次の行動を起こすのです。

 

私たちが何かに挑戦したり

新たなものを作り出したりするのは、

 

このドーパミンの

力によると言われています。

 

またドーパミンは、

成果を上げたときにだけ

分泌されるのではありません。

 

成果を“得られそう”だと

思ったときにも分泌されます。

 

正確には、

成果を期待しているときのほうが

より多く分泌されているそうです。

 

逆にドーパミンが出ない状況では

行動のモチベーションが上がらず、

 

やる気が出なかったり

集中力が上がらなかったりします。

 

これが、脳が半分

眠ったような状態です。

 

ですから、成果を上げるためには

幸福な状態であることや、

 

幸せになりたいと

思っていることが大事なのです。

 

「幸せだ」とか

「この欲求を満たそう」と、

 

脳が感じているときに

モチベーションが高まるのです。

 

これはデータでも証明されています。

 

ビッグデータ収集・活用研究者の

矢野和男氏の研究によると、

 

幸福を感じている人ほど

行動量が増えるそうです。

 

研究では、幸福を感じている人ほど、

生産性は平均37%

創造性では300%も高かったそうです。

 

私たちは、心地良いとか

楽しいとかの感情を持ち、

 

積極的に行動できているときに

最高のパフォーマンスを発揮できるのです。

 

ちなみに“幸せなこと”とは、

特別なことである必要はありません。

 

例えば、

 

・食べたい

・眠りたい

・楽しいことをしたい

 

などといった、誰もが持つ本能的な

欲求が満たされた状態でいいのです。

 

もしあなたが、

 

「最近なにかと成果が上がらないな」

という状況であれば、

 

「これが終わったら

 おいしいものを食べよう」とか

 

「一段落ついたら

 ゆっくり寝よう」とか、

 

自分へのご褒美を決めて

心地よい状況にいる自分を想像し

幸せを感じながら行動してみてください。

 

きっと成果が上がるはずです。

 

ぜひ、今日から実践してください。

 

今日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

織田慶

コメント