新型コロナウイルスの状況も
落ち着きつつあり、
外食する機会も
増えてきていると思います。
あなたは
友人と食事することは
多いほうですか?
人と食事をすると
面白い発見がありますよね。
たとえば、
「カレーには醤油を入れる」
という人がいるかと思うと、
「いや、カレーにはソースだ」
という人もいて、
好みって人それぞれだな
と感じます^^
もっとも、
カレーには何も入れないという人が
ほとんどだと思いますが・・・
味の好みだけでなく、
食べる順番もそうですね。
好きなものを
先に食べる人もいれば、
後に残しておく人もいます。
これは、仕事でも
同じような話があります。
・簡単な仕事を先にやるか
・難しい仕事を先にやるか
ただ、仕事に関しては
食べ物のように意見が分かれてはおらず、
難しい仕事からやるべきという
意見ばかりのようです。
「頭が冴えているうちに
やってしまおう」
「パワーがあるうちに
片付けよう」
ということですが、
でも、いざ難しい仕事を目の前にすると
手をつけられないことってありませんか?
「どうしても、気が進まず
ダラダラしてしまう・・・」
そんな話は、よく聞きますよね。
確かにに言っていることはわかります。
パフォーマンスが落ちる前に
やってしまうほうが、
理にかなっている気がします。
でも、そんな一般的な意見と
反対の意見を表明している
人もいるようです。
その人は、立正大学客員教授で
心理学者である内藤誼人さんです。
彼は著書の中で、簡単な仕事から
手を付けることを勧めています。
仕事をスタートする時に
簡単な仕事から取り掛かれば、
サクサクこなせて勢いがつくので
難しい仕事にも助走がついた状態で
取り組むことができるというのです。
これは、たとえば
自転車で坂道を登る時に、
いきなり登り始めるより
手前から助走をつけておいたほうが
登りやすいのと同じことだと言います。
確かに、単純作業をやっているうちに
やる気が上がることがありますよね。
仕事がどんどん減っていくことで
気持ちよくなって、
もっとやりたいとモチベーションが
高くなっていきます。
こうなってしまえば、
難しい仕事も簡単にできるような気がして
手を付けるのが苦になりません。
しかも、難しい仕事からやるのが
正解だという考えを捨てれば、
精神的な余裕も持てます。
仕事のペースが上がるまでに、
ダラダラと効率の悪い時間を
過ごす必要もありません。
ですから
簡単な仕事からやっても
良いのです。
食事も、好きなものから
食べ始めたって良いのです。
固定概念にとらわれずに、
自分に合った方法で
やってみてください。
なにごとも、実践することで
はじめて見えてくるものがあります。
今日もお読みいただき
ありがとうございました。
織田慶
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