いつも、織田慶オフィシャルブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
本日は、『習慣化のコツ』というテーマで、お話しさせていただきます。
本日の内容を実践することで、これまでは億劫に感じていたことも無意識でやれるようになり、仕事もプライベートもうまくいく可能性がアップするでしょう。
特に、
「今まで何をやっても続かなかった」
「習慣化できるようになって、理想の自分になりたい」
という人にオススメの内容になっています。
ぜひ最後までご覧ください。
習慣化=自分の思う人生を生きることができる:織田慶
あなたはすでにお気づきかもしれませんが、習慣を身につけることは人生においてとても重要なことです。
なぜなら、私たちの人生は習慣的な行動により成り立っているからです。
例えば、歯磨きをイメージしてください。
子供のころは、イヤイヤやっていたにも関わらず、今となってはやらない方が気持ち悪くなっていませんか?
子供の頃に身につけた歯磨きの習慣のおかげで、歯の健康を保つことができて、いくつになっても楽しく食事ができて、見た目が良いだけでなく長生きにもつながっているはずです。
投資で言えば、投資をまったくやらない人は、日常生活の中でチャートを見ることはないでしょう。
チャートを見るなんて、「めんどくさい」とさえ感じるかもしれません。
ですが、投資で成功している人は、反対にチャートを見ないようにする方が難しいかもしれません。
このように、歯を磨くのと同じようにチャートを見ているから、うまくいくのです。
こうして考えると、習慣化の重要さをあらためて感じられるのではないでしょうか。
つまり、
「習慣化を身につけることで、自分の人生を思うように操ることができる」
といっても過言ではありません。
習慣化することのメリットには、
・やるべきことを自分の意志の力を使うことなく楽に実行できる
・継続することができるようになり、自信がついて自己肯定感が高まる
・確実に成果につなげることができるようになる
というものがあります。
成功した人を対象にした多くの調査においても、成功するために最も重要なことは、才能でも能力でもなく、習慣を作ることだと言われています。
ちなみに、投資の神様と呼ばれる、ウォーレン・バフェット氏も、
『習慣とは非常に軽いものであり、普段はその存在にさえ気付かない。
だが一度意識すると、非常に重く断ち難いものであることがわかる』
という言葉を残しています。
習慣化できるようになるとどうなるのか?:織田慶
習慣化できるようになると、無意識で行動できるようになります。
無意識で行動できるとは、「やらなければいけない・・・」といった感情さえ持たずに、行動できるということです。
それがたとえ、キツイと感じている筋トレでも、面倒だと感じる仕事でも、
「今日は筋トレいやだな・・・」
「あの仕事はちょっと面倒だな・・・」
という感情を持たずに行動できるのです。
よく考えると、ものすごいことですよね。
しかし、習慣化できるようになるまでには大きな壁があります。
私たちは生きていく中で、たくさんのことを習慣的にやっているので、古い不必要な習慣はやめて、新しい習慣にアップデートしていく必要があります。
もし仮に、ずーっと古い習慣を続けていたら、人生において“何も成し遂げられない”可能性が高くなります。
その逆で、悪い習慣を良い習慣に変えることができれば、常に進化することができるので“いろんなことを成し遂げられる”と言えるでしょう。
では、「ここから習慣化するための技術をお伝えしていきます」
と言いたいところですが、その前に少し厳しいことをお伝えさせてください。
まず大前提として、確実に習慣化できるようになるまでは、挫折することは日常茶飯事です。
くじけそうになることもありますが、そんな中でも続けていくことが大事です。
ですが、継続して回数をこなしていくほど楽になっていきます。
決して、最初の段階であきらめないようにしてください。
そうすることで、確実に習慣は身についていくのです。
習慣化は技術です:織田慶
ここまでの話を聞いて、もしかすると、
「習慣化できるまで続けられるか不安・・・」
「挫折することが日常茶飯事なら私には習慣化なんてできない・・・」
そう思うかもしれませんが、安心してください。
“習慣化は技術”です。
技術ということは、
・正しい心構え
・正しいやり方
を知り、あきらめずに実践することができれば、自然と習得できるのです。
習慣化の正しい心構えと正しいやり方を伝授していくので、ぜひ実践してください。
習慣化できるまでにかかる時間は?:織田慶
ここからは、
「習慣化できるようになるには、どれくらい時間がかかるの?」
ということについて話していきます。
ロンドン大学の研究によると、習慣化に必要な時間を平均すると約2か月ほどと言われています。
しかしそれは、人や行動の種類によって変わってくるそうです。
たとえば、「毎日水を500ml飲む習慣をつける」という簡単な行動であれば、18日ほどで習慣化が可能だそうです。
ですが、「毎日トレーニングを30分やる」というようなハードルが高いものだと習慣化に200日以上かかる場合もあるようです。
ただしこれも、女性のように筋肉量が少なくて運動が苦手な人であれば、長い期間かかる可能性が高くなります。
比較的運動が得意な男性であれば、習慣化できる時間が短くなる可能性は高くなります。
こうしたように、「毎日トレーニングを15分やる」という行動でも、人によって容易か容易ではないか、は変わってきます。
ですので、あくまで“2か月”を目安に習慣化をがんばって続けてください。
どんなにハードで難しいことを習慣にしようとしても、7〜8か月(210日〜240日)ほどがんばることで習慣化できると考えれば、一つの目安になるので挑戦しやすくなるはずです。
習慣化する技術【正しい心構え】:織田慶
ではここからは、習慣化するための技術をお伝えしていきます。
まずは、『正しい心構え』からです。
何事においても、正しい心構えを持つことが大切です。
この心構えができていないと、最初は何となくうまくいっていても、だんだん思い通りいかなくなってしまった時に、
「やっぱり自分には無理なんじゃないか・・・」
「きっと自分には向いてなかったんだ・・・」
「もう途中であきらめてしまおう・・・」
まだ、大した努力もしていないような習慣化に取り組んで間もない時期でも、後ろ向きな気持ちに陥ってしまうのです。
最悪の場合、そこであきらめてしまうかもしれません。
そうならないために、これからお伝えする3つの心構えをしっかり叩き込んでください。
そうすることでちょっとやそっとじゃへこたれないタフな精神力を持つことができるようになります。
習慣化する技術【正しい心構え1】長期的に考える:織田慶
先程もお話したとおり、習慣化は1日や2日で簡単にできるものではありません。
「習慣化に必要な時間を平均すると約2か月ほど」という研究結果も出ています。
また、「習慣化に必要な時間を平均すると約2か月ほど」と言っても、人それぞれ習慣化に必要な時間は変わってきます。
ですから、たとえば、
「2か月かけても習慣化できなかった私はダメなんだ・・・」
「他の人はできているけどできない私はダメなんだ・・・」
と考える必要は全くないのです。
たとえカメの歩みのようにゆっくりだとしても、3日でやめてしまったとしても、その後も継続して行動を続けることが1番重要と言えるでしょう。
極端な例ですが、1ヶ月毎日続けてあきらめるよりも、3日やって1日休みを繰り返したとしても、それを2か月、3か月と継続した方が習慣化という目標には確実に近づけるのです。
ですから、長期的に考えて取り組むことが最も大事ということは覚えておいてください。
習慣化する技術【正しい心構え2】ハードルを上げ過ぎない:織田慶
ここで言う“ハードル”というのは、習慣化するための行動のハードルということです。
たとえば、立てた目標が今の体重から20キロダイエットすることだとします。
そうすると習慣化したい行動は、
・毎日1時間のウォーキング
・毎日30分のトレーニング
というように、実行するのに難しいものを設定してしまうかもしれません。
確かにそういったハードルが高いものにするほど、20キロダイエットするという目標を達成するための期間は短くなるかもしれませんが、それとは逆に挫折する可能性も高くなってしまいます。
なぜなら、ハードルが高い行動ほど毎日継続することが困難だからです。
忙しくて時間が取れない日もあれば、やる気が出ない日だってあるでしょう。
また、プライベートでの友人との付き合いなどを充実させて、日々の生活をリフレッシュさせることも私たちが生きていくうえで重要なことです。
ですから、なるべくハードルは低いものにした方が継続しやすいのです。
・2日に1回、30分のウォーキングをする
・毎日10分のトレーニング
(10分のトレーニングが難しい時はスクワット10回でOK)
というように、
「忙しかったり、やる気が出ない時でもできるだろう」
というくらいハードルを下げるようにしてください。
ハードルの高い習慣ではなく、少しがんばればできそうなハードルの低い習慣の繰り返しが習慣化を達成するための近道です。
習慣化する技術【正しい心構え3】量より頻度:織田慶
習慣化したいのであれば、行動量や難易度よりも“頻度”が大事です。
なぜ、行動量や難易度よりも“頻度”が大事かというと、
“長い時間の難しい行動を週に3回やるより、短い時間の簡単な行動を毎日続けた方が継続できるから”
です。
ですから、まとめてたくさんのことをやる必要は全くありません。
まとめてたくさんやるなら、できれば毎日、少なくても週4回以上できるぐらいまで簡単にするとよいでしょう。
簡単にすることで、継続できる確率が上がりますので、頻度を高めることができるはずです。
習慣化する技術【正しいやり方】:織田慶
心構えを身につけたら、つぎは『正しいやり方』をお伝えしていきます。
たとえば、子供が野球を始めるとしたら、ただの野球好きのおじさんから学ぶより、プロ野球選手から学んだ方が野球がうまくなる確率は高いですよね。
なぜならプロ野球選手は、より正しいフォームを知っていて、身につけているはずだからです。
ですから、あなたもなるべくその道で結果を出している人が実践しているやり方を学んで、習慣にするようにしてください。
習慣化する技術【正しいやり方1】記録する:織田慶
習慣化を成功させるうえで、“記録”も重要です。
記録とは、実行したことを自分で確認できるようにすることです。
たとえば、カレンダーにあなたが行動をとった日に「×印」をしていきます。
毎日のウォーキングがその行動だとしたら、毎日ウォーキングするたびにカレンダーに「×印」が刻まれていきます。
この「×印」をカレンダーに書いていく行為が私たちの脳に快楽を与えるのです。
そして、カレンダーに連続して「×印」がつくほど、「次の日もやろう」という気持ちになっていきます。
「×印」をつけないことが気持ち悪いという状態までいったら、習慣化達成まであと一歩です。
あとは「×印」をつけないことが気持ち悪いという気持ちを大事にして、行動に移すだけで習慣化できるようになります。
とくに、習慣化に慣れてない人ほど、記録した方がよいでしょう。
ぜひ、自分の脳に「快楽」を与え、楽しく続けられる方法を利用してください。
習慣化する技術【正しいやり方2】周りの力を借りる:織田慶
習慣化の成功確率を上げるためには、一人で取り組むのではなく周りの力を借りることが非常に有効となります。
具体的には、
・同じ目標に向かって挑戦している人
・目標は違うけど何かに挑戦している人
と、励ましあったり、お互いの行動を褒めあったりすることでモチベーションを保てるようになります。
また、家族や友人、会社の仲間などに「私はこの目標を達成する!」と公言することも有効です。
「もし、達成できなかったら・・・」
という思いから日々の行動につながることは間違いないでしょう。
ぜひ、周りを巻き込んで習慣化や目標達成をしていきましょう。
習慣化する技術【正しいやり方3】他の行動に紐づける:織田慶
新しい習慣を身につけたい時は、他の行動に紐づけることでより習慣化しやすくなります。
どういうことかというと、
・起床後
・歯みがき後
・家を出る前
・夕食後
・寝る前
などの毎日必ずおこなっている行動に、習慣化したい行動を紐づけるということです。
具体的には、
・起床後すぐに読書を30分する
・家を出る1時間前から30分間トレーニングをする
・夕食後に1時間資格取得の勉強をする
などです。
起床後や夕食後といった、毎日当たり前におこなっている行動に紐づけることで、
「〇〇をしたら△△をする」
といったように、自分の中の決まり事にすることができるので、より習慣化の成功率が上がるのです。
習慣化できるようになるコツ【まとめ】:織田慶
習慣化についてお伝えしましたが、いかがでしたか?
習慣化は、時間もかかりますし、決して簡単なものではありません。
しかし、習慣化することで、
・やるべきことを自分の意志の力を使うことなく楽に実行できる
・継続することができるようになり、自信がついて自己肯定感が高まる
・確実に成果につなげることができるようになる
このようなメリットを得られるので、今回お伝えした内容を実践してください。
私たちの人生は習慣的な行動により成り立っているので、習慣を操ることができれば、自分の人生を思うように操ることができるようになります。
投資に関係したことに限らず、あなたが身につけたい習慣を、簡単なものから始めてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
織田慶
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