おはようございます、
織田慶です。
突然ですが、僕はかつて、
全財産を失いました。
しかも一瞬で。
今日は、そのときに
気付いたことを話します。
あの時の絶望感は、
今でも鮮明に覚えています。
それまで僕は、
「勝つためには情報が必要だ」
と思い込んでいました。
だから10個以上の
インジケーターを画面に並べ、
自分なりに完璧な
システムを作ったつもりでいました。
でも、結果は
1億円を超える損切り。
それまで積み上げてきたものが
一瞬で消えたんです。
その瞬間、頭の中が
真っ白になりました。
「何がいけなかったのか」
「なぜ、あんなに
分析したのに負けたのか」
冷静に振り返って、
ようやくわかったんです。
“分析しすぎたこと” こそが
最大の失敗だった ということに。
「手法の罠」にハマる人たち
トレードを始めたばかりの頃は、
多くの人が「勝てる手法」を探します。
ネットやSNSには、
「このインジが最強！」
「勝率90％のロジック」
なんて情報があふれていますよね。
僕も同じように、
片っ端から試しました。
でも気づけば、
画面は線と数字だらけ。
肝心のチャートが
見えなくなっていたんです。
どんなに優れた手法でも、
それを“自分のもの”に
できなければ意味がありません。
つまり、ツールに頼りすぎるほど
「自分の判断」が鈍っていくんです。
勝ち続ける人が共通して意識していること
それは、ずばり
「シンプルさ」 です。
一見地味に見えるんですが、
プロほどチャートをスッキリさせて、
“本当に必要なもの”しか
残していません。
なぜなら、相場は
人の心理で動くからです。
複雑な指標よりも、
「人がどう感じているか」
を読み取る方が大事なんです。
僕も、あの大損をきっかけに、
インジケーターを全部消しました。
残したのはローソク足と水平線だけ。
最初は不安でしたが
驚くほどスッキリして、
相場の“流れ”が
見えるようになったんです。
そうして初めて、
「自分の意思でエントリーする感覚」
を取り戻せました。
初心者でもできる「シンプル化の第一歩」
これはすぐにできることです。
まず、あなたのチャートを見てください。
もし、
- インジケーターが3つ以上ある
- どれを基準に判断していいかわからない
という状態なら、
すぐに整理しましょう。
おすすめは、
「価格」「時間」「ライン」
だけで構成すること。
価格はローソク足、
時間は相場の流れ、
ラインは人の心理
（意識されるポイント）です。
この3つを意識するだけで、
相場の動きが驚くほど
理解しやすくなります。
なぜなら、どんなトレード手法も、
最終的にはこの3つの要素に
集約されているからです。
「複雑にするほど勝てなくなる」
大損して気づいたのは、
「うまくいかない人ほど、
複雑にして安心しようとする」
ということ。
でも本当に勝ち続ける人は、
「わかる範囲で勝てるルールを守る」
だけなんです。
たったそれだけ。
それを淡々と積み重ねる。
難しいことを
やろうとするのではなく、
シンプルを守り抜く力こそが
本当のスキルなんです。
今、もしあなたが
「勝ちたいけど何を
信じていいかわからない」
という状態なら、
どうか思い出してください。
意識すべきことはたった1つ。
『どれだけシンプルにできるか』
これが、僕が全財産を
失ってまで学んだ“本当の教訓”です。
焦らず、余計なものを
削ぎ落とす勇気を持てば、
あなたのトレードは
きっと変わります。
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今日もお読みいただき、
ありがとうございました。
織田慶
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