あなたは「人間力」という言葉を
聞いたことはありますか?
人間力という言葉だけだと、
ハッキリどんな力かは
イメージしづらいですね。
でももしかしたら
なんとなくで通じるような、
芯の通った素敵な力
のことのようですよね。
実は内閣に
よって設置された
『人間力戦略研究会』
というのがあって、
人間力というのが
どのような能力なのかを
明確に定義しています。
その定義によると、
人間力とは
「社会を構成し
運営するとともに、
自律した一人の人間として
力強く生きていくための
総合的な力」
とされています。
具体的に
どんなことかというと
・知的な能力
・社会や対人関係をうまく付き合う能力
・自己制御ができる能力
の3つの能力を持った
人のことだそうです。
それぞれ、
すぐには身につく力ではなく、
日々の積み重ねが大事そうですね。
そして次に、
人間力を持った人が
どのような特徴を
持っているか3つあげます。
まず1つ目の特徴は
『自分をよく知っている』です。
自分を知っているということは、
自分の中に生じる嫉妬心や劣等感、
エゴといったネガティブな感情を
否定も肯定もすることなく認め、
そうした感情を
抱く自身の弱さも含めて、
自分というものを
よく理解していることです。
自分の強みだけでなく、
弱さやも理解している
ということですね。
2つ目の特徴は、
『自己肯定感の核となるもの
を持っていること』です。
自分に対して一定の
「自信」を持っていて、
その自信は、
「〇〇ができる」
といった能力面に限らず、
「 逆境を乗り越えることができた」
「〇〇の分野に関して、
自分は誰よりも努力をしてきた」
といった経験面から
生じたものも含みます。
3つ目の特徴は
『他者のことを想う力が強い』です。
人間力のある人は
利他的である傾向が強く、
「他者に貢献できる人間でありたい」
「他者を理解できる人間でありたい」と、
他者を主語とした
自分のありたい姿像を持っています。
以上、3つの特徴を
説明しましたが、
これらをひと言でいうと、
「心の豊かさ」を持った人
と言えるかもしれませんね。
人間力の高い人が持つ
さまざまな特徴は、
心の豊かさかに
由来する余裕の
現れかもしれません。
周囲に流されず信念をもち、
自分だけでなく
周りの幸せも
考えて行動できる人・・・
こんな人には多くの人が
「一緒に居たい」
「ついて行きたい」
と思うでしょうね。
人間力は
すぐには得られるものではなく、
もしかしたら永遠に
追究するものかもしれません。
あなたは自分に
人間力がありそうと思いましたか?
毎日少しずつでも
こんな人間力がある
人に近づけるように、
日々の生活を過ごしたいですね。
今日もお読みいただき
ありがとうございました。
織田 慶
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