子供の頃、
宿題をやろうとした瞬間に
「宿題しなさい!」
と言われたことはありませんか?
一気にやる気を
なくしましたよね^^
人は命令されるのが苦手で、
特に、自分から「やろう!」と
思ったことを命令されると、
気持ちが萎えてしまうものです。
今回は
「モチベーションを下げない声掛け」
についてお話しします。
ぜひ最後までご覧ください。
さて先ほど、「人は命令が苦手」と
お伝えしましたが、
実は命令形でなくても
人のやる気を下げる場合があります。
例えば「お願いします」と
丁寧な口調で伝えたとしても、
実質、自分に選択の自由がないと
モチベーションが下がってしまうのです。
ですから、頼み事をする時は
命令調にしないというだけでなく、
“Yes”か“No”の判断をする余地を
相手に残しておくと、
気持ちよくやってもらえる
可能性が上がります。
例えば、
「今度のミーティングに
参加していただけますか?」
「この資料を
来週までに作っていただけますか?」
「お支払いは
月末までにお願いできますか?」
という感じです。
もしかしたら、
ここまではあなたも知っていて、
すでに気を付けているかもしれません。
では、ここで質問です。
それを自分に対しても行っていますか?
実は、この“Yes”か“No”かを
問いかけるやり方は、
自分に対しても効果的です。
これを証明したのが
イリノイ大学の
イブラヒム・シネイたちの実験です。
この実験は被験者を
2つのチームに分けました。
Aチームの人には
「I will…(私はやる)」と、
1分間、自分に
言い聞かせてもらいました。
一方、Bチームの人には
「Will I…(私はやれるかな?)」と
自分に質問をしてもらいました。
その後、両チームに
アナグラムをやってもらったところ、
どうなったと思いますか?
(アナグラムとは、
単語の順序を入れ替え、
別の単語を作ることです)
Bチームの人は
Aチームの人と比べて、
平均して50%も
多くの課題を解いたそうです。
これは、自分に
言い聞かせる(命令する)よりも、
自分に質問する方が
モチベーションを引き出した
ということです。
つまり、自分に対しても
「今からできる?」
「大丈夫?」
「始められる?」
と、問いかける言葉の方が
効果的ということです。
たとえ自分に対してでも、
厳しい言葉を投げ続けると
モチベーションは下がり、
心も疲れていってしまうのです。
ですから、仕事のときだけでなく
・家事
・ダイエット
・試験勉強
などで、やる気を
出したいなというときは、
自分の中の
もう一人の自分に優しく
問いかけてください。
そうそう・・・
自分に問いかけをして
「できる!」と答えた自分に、
「そうだ!絶対できるよ!」
とおだててあげると
もっとやる気を出してくれますよ^^
このような、
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今日もお読みいただき
ありがとうございました。
織田慶
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