あなたは、
「世の中には
“運”の良い人と、悪い人がいる」
そう思っていますか?
確かに、宝くじの
高額当選者がいる一方で、
毎回買っているのに
当たらない人もいます。
こう考えると、運の良し悪しは
あるのかもしれませんが、
そもそも、運とはいったい
何のことでしょうか?
本日は「運」をテーマにお話します。
もしあなたが
「運を良くしたい」と思うようでしたら、
ぜひ最後までご覧ください。
あなたは、
「自分は運が良いと思う」という人だけ
採用した会社の話をご存知ですか?
普通の採用面接では、
能力や経験などで見極めようと
しそうなものですが、
その会社は、どんなに能力が高くても
「運が良い」と答えた人しか
採用しなかったそうです。
実はこの会社、
日本の代表的な家電メーカーの
パナソニック(旧:松下電器)です。
創業者の松下幸之助氏は、
採用面接の時に応募者に対して
ある質問をしていました。
それが、
「君は運がいいか?」
という質問です。
松下幸之助は、
この質問に対して
「運が良い」と回答した人のみを
採用していたそうです。
なぜかというと、
「自分は運が良いと確信している人は
どんな困難も受け入れて
立ち向かうことができる」
と考えていたからです。
つまり、
「自分は運が良い」と思っている人が、
「運を手にする」と考えたのです。
結果論や精神論のように
聞こえたかもしれませんが、
これは海外の実験でも
明らかになっています。
心理学者
「リチャード・ワイズマン」
の実験では、
店の入り口にわざと
5ドル札を落としておき、
2つのグループの反応を観察しています。
片方のグループは、
事前の質問に対して
「自分は運が良いと思う」
と答えた人たちです。
この人たちは
店の入り口に落ちている
5ドル札に気づきました。
さらに店に入るなり
そこにいた成功した実業家と
話が弾んだそうです。
もう一方のグループは、
事前の質問に
「自分は運が悪いと思う」
と答えた人たちです。
この人たちは
5ドル札に気づきませんでした。
そして、店に入っても
誰とも話さなかったのです。
この実験から、
“運の良し悪し”とは
「自分の将来に対する期待」が
関係しているということが
分かったそうです。
つまり 「自分は運が良い」
と思っている人は
チャンスに気付きやすく、
さらに、このような人たちは
もっとチャンスを広げる行動を
積極的にしていることが分かったのです。
ですから、運を良くするためには、
自分の将来に期待をして、
起こった出来事に対して
意味付けを変えることです。
例えば、
交通事故で足を骨折した時に
「ひどい目に遭ったな。
(運が悪かった)」
と考えるか、
「足の骨折だけで済んでよかった。
(運が良かった)」
と考えるかで、
その後の人生が
変わる可能性があるのです。
生きていれば
様々な出来事に出会います。
中には、瞬間的に
「ついていないな」と
思うこともあるでしょう。
そんな時でも
ラッキーを探してみてください。
そんな生き方をしている
あなたに運が味方して、
多くのチャンスが
舞い込んでくるはずです^^
今日もお読みいただき
ありがとうございました。
織田慶
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