逆効果!生産性を下げてしまう行動とは?:織田慶

織田慶

あなたは、日頃

「時間が足りない」と感じることはありませんか?

 

また、忙しい毎日を過ごし、

少しでも時間を効率的に使おうと

こんなことをしていないでしょうか?

 

  • 会議をしながらメールの返信をする
  • 食事をしながら仕事の資料を見る
  • 歩きながらスマホで
  • チャートをチェックする

 

などといった、いわゆる

“ながら作業”といわれるものです。

 

最近では

「マルチタスク」という言い方が一般的ですかね。

 

今回は

「マルチタスクの効果」

というテーマのお話をします。

 

本日の内容を実践することで

生産性が上がり、時間の余裕も生まれますので

ぜひ最後までご覧ください。

マルチタスクとは?

マルチタスクとは、

そもそもはコンピューターに関する用語で、

「複数の処理を並行して行う」

ことでした。

 

ですが今では一般的になり、

人の行動にも用いられます。

 

いくつもの作業を同時に行なうため

生産性が高いと思われていたのですが、

むしろ逆効果で

 

ハーバード大学の研究によると

生産性は40%も

低下することがわかりました。

 

というのも、実際は

複数の作業を同時に行っているのではなく、

 

脳のスイッチを

細かく切り替えているだけだからです。

 

スイッチを切り替える度に

脳の処理速度が落ちるために、生産性も低下します。

 

また、私たちは

効率的だと思うからというだけで

マルチタスクをするのでもありません。

 

実は、マルチタスクをすることは

私たちに心地よさも感じさせるのです。

 

私たちの脳は、新しい刺激を受けると

「幸せホルモン」ともいわれる「ドーパミン」を分泌します。

 

脳はドーパミンを求める性質があるため

新たな刺激を受けようとして

別のタスクに手を出してしまうのです。

 

ですから、私たちは意識して

「シングルタスク」をするように行動しなければなりません。

 

そうでなければ、

すぐにマルチタスクをしようと

してしまうからです。

シングルタスクにする方法とは?


では、どうすれば

シングルタスクにできるのでしょうか。

 

それは、タスクを細分化しそれぞれのタスクをする時間をしっかり決めることです

 

時間も、集中してやらなければ

完了させられないという

ギリギリに設定するとよいでしょう。

 

時間に余裕があるといろいろなことに

気を取られてしまうからです。

 

加えて、

新着メールの通知機能などもオフにし

注意を奪われないようにしましょう。

 

通知を見るだけで

集中力が落ちることもわかっています。

 

慣れないうちは

つい他のことに手を

出したくなるかもしれません。

 

しかし、タスクを一つずつ処理することで、今よりも生産性が高くなるのです。

 

ですから、少しずつ

シングルタスクに慣れていきましょう。

 

そういえば、子供の頃に「◯◯しながら◯◯しない!」

などと、

 

ながら作業を

大人に注意されたものですが、

 

大人になっても

気をつけなければいけない

ことだったのですね^^

 

今日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

織田慶

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