忙しい人が時間を増やすコツ:織田慶

織田慶

 

いつも、織田慶オフィシャルブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

 

本日は、『忙しい人が時間を増やすコツ』というテーマで、お話しさせていただきます。

 

最後までご覧いただくことで、時間に余裕を持てるようになり、セカセカする毎日から抜け出すことができるでしょう。

 

特に、日々の仕事や、やらなければいけないことに追われて

 

「毎日毎日、忙しくて時間がない・・・」という人にオススメの内容になっています。

 

ぜひ最後までご覧ください。

 

人生は時間の使い方次第で大きく変わる:織田慶

 

私たち人間に平等に与えられているものといえば、時間ですよね。

 

「時間がないから、〇〇はあきらめよう・・・」

 

「時間さえあれば、△△をやるんだけどな・・・」

 

あなたもこうやって、時間がないことを理由に何かをあきらめたり、やらない理由にしたことはありませんか?

 

しかし、実は本当に忙しい人たちこそ、時間の作り方がとても上手です。

 

成功している経営者などでも、毎日忙しく働いているにも関わらず、新しいことにチャレンジしたりしています。

 

これは単に、その経営者がずば抜けて能力が高く、日々の仕事を尋常じゃないスピードでこなすから時間を作れているということではありません。

 

もちろん、能力が高いという側面もあるでしょう。

 

しかし、一番は時間を確保する力が高いことです。

 

とにかく、

 

『時間の使い方は、人によってかなり能力の差が出る』

 

ということが言えます。

 

時間の使い方が変わるとどうなるのか?:織田慶

 

時間の使い方が変わるということは、時間を生み出せるということ。

 

これができるようになると、あなたは週に30時間ほどの新たな時間を手に入れることができます。

 

30時間ということは24時間(1日)と6時間なので、一週間が7日ではなく8日と6時間あるのと同じになります。

 

そう考えると、時間の使い方が変わることで大きなメリットを得ることができることが分かっていただけると思います。

 

一週間で30時間ほど増えるとなれば、

 

・副業を始めてある程度の売上が見込めるレベルまで成長させる

・趣味や好きなことに今まで以上に時間を使えて没頭できる

・家族やパートナーとの絆を深める時間にすることができる

 

というように、いろんなことができるようになります。

 

時間の使い方は無限大です。

 

使える時間を増やすために重要なこと:織田慶

 

実は、使える時間を増やすために重要なことがあります。

 

それは、時間に対して気持ち的に余裕を持つことです。

 

たとえば、仕事もしないで何事にも向き合わない人というのは、時間が山のようにあったとしても、気持ち的に余裕がないので明日に不安を持っています。

 

時間はあるのに精神的な余裕がない状態なので、時間をムダに使ってしまうのです。

 

逆にいえば、仕事をバリバリしていたり、何か物事に向き合っている人ほど気持ちに余裕があるので有効に時間を使うことができるでしょう。

 

実はみんなが思うほど忙しくない:織田慶

 

使える時間を増やす具体的な方法は後ほどお伝えしますが、人は、実はみんなが思うほど忙しくはありません。

 

なぜ、そんなことがわかるのかというと、アメリカのメリーランド大学のジョン・ロビンソン博士の「全米時間配分調査」によって証明されているからです。

 

これは、「アメリカ人がどのように時間を使っているのか?」ということを記録し続けた大規模な研究です。

 

この調査は昔から継続的に行われていますが、この調査によると昔の人も今の人も私たちが思っているほど忙しくないということが分かっています。

 

しかし、昔も今も私たちは、忙しいと錯覚してしまっています。

 

たとえば、

 

・昔の人はパソコンもなかったので「あれもしないといけない、これもしないといけない」と忙しかった

 

・今の人はスマホやSNSが普及したことにより、ムダに忙しくなっている

 

などと言われたりします。

 

多くの人が

 

「時間がなくて猫の手も借りたいくらい忙しい」

 

と言っていますが、自分たちが働いていると思っているほど、実際には働いていないようです。

 

人は“毎週30時間”ほどをムダにしている:織田慶

 

実は、多くの人は「週に30時間ほどをムダにしている」と言われています。

 

その理由は簡単で、「ながら作業」をしているからです。

 

多くの研究においてこの、ながら作業をなくすことで時間を作り出すことができると言われています。

 

つまり「ながら作業」をやめるだけで週に30時間ほど時間が増えるということ。

 

一見、同時に2つのことをやると効率がよさそうと感じてしまいますが、実はその逆で効率が悪いのです。

 

また、先ほどの「全米時間配分調査」によると、週に60~64時間程度働いていると思っている人は、実際の労働時間の平均は週に44.2時間しか働いていないということが分かっています。

 

働いていると思っている時間(60時間)ー 実際の労働時間の平均(44.2時間)=16時間

 

思い込みで16時間も働いているのです。

 

つまり、自分では働いていると思っていても実際は、

 

・休憩をしていたり

・サボっていたり

・仕事以外のことに時間を使っている

 

など、思っているほどは働いていないわけです。

 

こういうと、

 

「中には本当に忙しい人もいるんじゃないですか?」

 

と、反論してくる人もいるかもしれません。

 

確かに、自称「仕事人間」というワーカホリックのような人もいますよね。

 

この調査でも、週に65~74時間ほど働いていると答えている人もいました。

 

しかし、このような仕事人間でさえも調べた結果によると、実際の労働時間は週に52.8時間だったそうです。

 

結局のところ、自分ではどんなに忙しいと思っていても、“自分で働いたと認識している時間と実際に働いた時間には乖離がある”のです。

 

ですから、まずは

 

「自分は実際には、思っているほど忙しくない」

 

ということを認識してください。

 

気持ち的に余裕を持てない原因とは?:織田慶

 

前の章で、使える時間を増やすために重要なことは気持ち的に余裕を持つこと、とお伝えしました。

 

では、気持ち的に余裕を持つにはどうすればいいのか?

 

それは、ちょっと大げさな表現になりますが、

 

「自分は大して働いていない」

 

というくらい楽観的に考えることです。

 

私たちは実際に働いている時間よりも、多く働いていると考えてしまいます。

 

そうやって

 

「自分は忙しい」

「自分はたくさん仕事をしている」

 

と考えてしまうことで余裕がなくなってしまうのです。

 

その余裕がなくなることで、パフォーマンスが下がってしまい、仕事をこなせる量が減ってしまいます。

 

毎日朝早くから夜遅くまで仕事ばかりしているような気がしても、実際にはその中にはかなりムダな時間があるということ。

 

気持ちに余裕がないため、

 

・ダラダラと仕事が長引いてしまう

・細かく考えるとやらないでいいことまでやっている

 

ということが起こってしまいます。

 

「自分はやることが多い」という感覚を多くの人が持っていますが、このせいで自分の人生を上手にコントロールできていないのではないかと「全米時間配分調査」を行ったジョン・ロビンソン博士は指摘しています。

 

それによって、本来であれば終わるはずの仕事も終わらないし、人生の満足度も下がってしまうということなのです。

 

マルチタスクが“時間汚染”を生む:織田慶

 

あなたは「時間汚染」という言葉を聞いたことがありますか?

 

「時間汚染」とは、細切れに作業をするせいで大きな時間の流れがバラバラに断ち切られてしまい、結果として感覚がおかしくなってしまう現象を指した言葉です。

 

つまり、時間汚染が私たちの気持ち的な余裕を失わせてしまい、結果的に時間をムダにするようになってしまいます。

 

そして、この時間汚染の原因こそマルチタスク、「ながら作業」です。

 

・2つ以上の作業を同時に行う

・頭の中で別のことを考えながら目の前の仕事をする

 

ということをしていると私たちの時間はどんどんなくなっていきます。

 

ポイントはひとつの仕事や作業をこなす時には、それだけに集中すること。

 

また、リラックスする時も同じようにそれ以外の余計なことはせずにリラックスだけをするようにしてください。

 

「ながら作業」の例としては、

 

・Netflixを見ながらInstagramをチェックする

・勉強しながら音楽を聴く

・リラックスのために旅行なのに仕事のメールばかりチェックする

 

などです。

 

このようなことをしていると、人は時間の使い方がどんどん下手になっていきます。

 

一般的には「時間の使い方が上手な人」といえば、いろんなことを同時進行でこなす人を想像するかもしれません。

 

でも実際はその逆で、本当に時間の使い方がうまい人は一つのことに集中して着実にこなしていくのです。

 

時間の余裕は細かい時間の使い方で決まる:織田慶

 

では、「時間汚染」を生まないように時間の余裕を作るにはどうすればいいのか?

 

多くの人が一番時間を使っている仕事などの大きな時間をどのように使うか、だと思うかもしれません。

 

実は私たちの時間の余裕を左右するのは「細かい時間を何に使っているか?」なのです。

 

休憩中の10分間にスマホゲームをやって、あっという間に休憩が終わったという経験がある人も多いのではないでしょうか。

 

しかも、休憩中にスマホゲームをやってしまうと休んだ気がしないですよね…

 

事実として、仕事の休憩時間や電車の待ち時間などの5〜30分を極めることが大事なのです。

 

たとえば、

 

・待ち合わせに30分前についてしまった

・タクシーに乗っている20分間

・電車やバスに乗っている10分間

 

などの細かい時間をどれくらい自分の未来のために使えるかが、私たちの時間の質を決めるということです。

 

時間に余裕を持たせるためにやるべき3つのこと:織田慶

 

ここからは時間に余裕を持たせるために、スキマ時間ができた際にやるべきことを3つ紹介していきます。

 

スキマ時間にやるべきこと【その1】
リラックスできる動物や自然の動画を観る:織田慶

 

インターネットを使ってリラックスできる動物や自然の動画を観るということです。

 

なぜなら、自然の映像や動物の映像はリラックス効果をもたらせてくれることが分かっているからです。

 

YouTubeで「動物」、「自然」と検索するとたくさん動画がありますのでそれを観てください。

 

もし、あなたが家で動物を飼っているなら動画ではなくペットに癒されてください。

 

また、自然が近い場所に住んでいるなら、30分ほど散歩することもリラックス効果が期待できます。

 

スキマ時間にやるべきこと【その2】
読書をする:織田慶

 

本を読むこともストレス発散になります。

 

1日30分でもいいので周りからジャマされない状態で、本を読むことでストレスの約7割がカットされるということが分かっています。

 

もしかすると、

 

「2~3時間しっかり時間をとって読書しないと読む意味なんかない」

 

と思う人もいるかもしれませんが、10分でも時間が空いたら読んでみてください。

 

kindleなどの電子書籍だと、軽くて持ち運びも便利ですし手軽に読書をすることができますよ。

 

スキマ時間にやるべきこと【その3】
家族や友人に感謝のメッセージを送る:織田慶

 

最後は、家族や友人などに感謝のメッセージやメールを送るということです。

 

正直これは「いきなり感謝のメッセージを送るなんて恥ずかしい」という人も多いと思います。

 

でも、感謝のメッセージを送ることは心理学においてもよい効果があると言われています。

 

人間は切羽詰まっている時に故意じゃないにしても感謝を伝えることを忘れてしまったり、伝えそびれてしまうことがあります。

 

しかし、あえて忙しい時に感謝の連絡をすることで脳が「あ、今余裕があるんだな」と錯覚するのです。

 

とはいえ、

 

「いきなり感謝のメッセージを送るなんて不審がられるのではないか?」

 

と思うかもしれませんが安心してください。

 

もらう側の立場になって考えてみるとわかりますが、感謝のメッセージをもらって嬉しくない人は少ないはずです。

 

だから、恥ずかしいという感情を乗り越えて送ってみることをおすすめします。

 

自分は時間に余裕を持たせられて、送った相手は嬉しい気持ちになるので、送らない手はありませんよね。

 

忙しい人が時間と余裕を増やすコツ
【まとめ】:織田慶

 

時間を増やすコツについてお伝えしましたが、いかがでしたか?

 

多くの人が時間がないと嘆いていますが、実は本当に忙しい人たちこそ、時間の作り方がとてもうまいです。

 

使える時間を増やすための秘訣は、時間に対して気持ち的に余裕を持つことです。

 

私たちは気持ち的に余裕がないと時間をムダに使ってしまうということが分かっています。

 

また、一見同時に2つのことをやるマルチタスクは効率がよさそうに思えますが、実は効率が悪いので「ながら作業」ではなく、一つのことに集中して着実にこなしていってください。

 

そうすることが結果的に使える時間を増やすことにつながっていきます。

 

投資においても、仕事においても、やるべきことを効率よくこなして時間にも、精神的にも余裕を持てるようになっていきましょう。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

織田慶

 

コメント