おはようございます、織田慶です。
5月も終わりが近づいてきましたね。
“人間力”という言葉だけだと、ハッキリどのような力かはイメージしづらいですね。
でももしかしたらなんとなく通じるような、芯の通った人のことに感じられる気もしますね。
実は内閣によって設置された『人間力戦略研究会』というのがあって、人間力というのがどのような能力なのかを明確に定義しています。
その定義によると、人間力とは、『社会を構成し運営するとともに、自律した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力』
とされています。
具体的には、
- 知的な能力
- 社会・対人関係力的要素
- 自己制御ができる能力
の3つの能力を持った人のことのようです。
それぞれ、すぐに身につく力ではなく、日々の積み重ねが大事そうですね。
そして次に、
人間力を持った人がどのような特徴を持っているか3つあげます。
まず1つ目の特徴は『自分をよく知っている』です。
自分を知っているということは、自身の弱さも含めて、自分をよく理解していることです。
2つ目の特徴は、『自己肯定感の核となるものを持っていること』です。
自分に対して一定の“自信”を持っていて、その自信は、「〇〇ができる」といった能力面に限らず、
- 「 逆境を乗り越えることができた」
- 「〇〇の分野に関して、 自分は誰よりも努力をしてきた」
といった経験面から生じたものも含みます。
3つ目の特徴は『他者のことを想う力が強い』です。
人間力のある人は利他的である傾向が強く、
「他者に貢献できる人間でありたい」
「他者を理解できる人間でありたい」と、他者を主語とした自分のありたい姿像を持っています。
以上、3つの特徴を説明しました。
これらを一言でいうと、“心の豊かさ”を持った人と言えるかもしれませんね。
心の豊かさかに由来する余裕の現れかもしれません。
周囲に流されず信念を持ち、
自分だけでなく周りの幸せも考えて行動できる人・・・
こんな人に対して多くの人が
- 「一緒に居たい」
- 「ついて行きたい」
と思うでしょう。人間力は、すぐには得られるものではなく、もしかしたら永遠に追究するものかもしれません。
毎日少しずつでもこんな人間力がある人に近づけるように、日々の生活を過ごしたいですね。
今日もお読みいただき、
ありがとうございました。
織田慶
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