おはようございます、織田慶です。
突然ですがあなたは、冒険家の三浦雄一郎さんをご存知でしょうか?
世界一高いエベレスト登山における最年長記録保持者として、ギネスブックに認定された人です。
70歳、75歳、80歳のときにそれぞれエベレスト登頂に成功し、成功するたびに、最年長記録を更新しています。
ある意味“頂点に登り続けている人”と言っても過言ではないでしょう。
本日は、『頂点へ辿り着くために必要なこと』というテーマでお話します。
「目標を持って日々チャレンジしているけど、達成感が得られていない・・・」
という人にはおすすめの内容です。
ぜひ最後までご覧ください。
さて、三浦さんがある時インタビューで質問されたそうです。
「頂上を目指して登っている時は、 “目標”に向かっているな、という感じでしょうか?」
すると、三浦さんはこう答えたそうです。
「いいえ、そうではありません。ただ目の前のあるものを乗り越えるだけです。
今、ここを乗り越える。
そしてまた
今、ここを乗り越える。
そうやって、
エベレストのてっぺんまで
登っていくのです」
つまり、登っている最中は、目の前の一歩を繰り返し刻んでいくのみ。
その繰り返しで、
世界一高い、8,848メートルのエベレストの頂上まで登っていくということです。
確かに、理論的には、一歩一歩を繰り返し、
到着するまで登るのをやめなければやがて、エベレストでも頂上に辿り着けるはずです。
とはいえ、誰にでも達成できることではありません。
問題は、そこまで一生懸命続けられるかどうかではないでしょうか。
ほとんどの人は、頂点にたどり着く前にやめてしまうのです。
途中でやめれば、大したニュースにもなりません。
もちろん、ギネスに認定されることはありません。
挑戦すること自体に意味はあるでしょうが、成果を求めているときに、成果を出さないと、ゼロと同じではないでしょうか。
つまり、今目の前の一歩は、成果につながる一歩でなければなりません。
そして、何より大事なのは、
何のために登るのかといった“やる理由”ではないでしょうか。
言い方を変えれば、どんなに失敗したとしても、
「次は絶対登ってやる!」という気持ちさえなくならなければ、
成果は必ずついてくるのです。
我々も、最初からエベレストはムリだとしても、
- まずは、目の前の駅の階段
- 次は、高尾山を登頂
- 最終的には、富士山を制覇
そのように少しずつ目標を上げて目の前の課題に対し、
自分ができることを精一杯やり続けることが大事なのではないでしょうか。
あなたは、
- 何のためにお金を得ようとしているのか?
- 何のために、投資をしているのか?
大層な理由なんて必要ありませんので、ぜひ、この機会に明確にしてください。
やる理由が明確になれば、たとえ今日の一歩が報われなかったとしても、
また次の一歩、そしてまた一歩と頂点へ近づいて行くはずです。
良い意味で、日々の出来事に一喜一憂せずに、一歩一歩を刻んでいきましょう。
あなたの、その一歩一歩が頂点につながっています。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
織田慶
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