いつも、織田慶オフィシャルブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
本日は、『挫折を成長に変えるためのマインドセット』というテーマでお話しさせていただきます。
最後までご覧いただくことで、挫折してもあきらめることなく、成果に繋げられるようになるでしょう。
特に、
- 「挫折したらすぐに心が折れてしまう・・・」
- 「失敗したら途中であきらめてしまうことが多い・・・」
と悩んでいる人にオススメの内容になっています。
ぜひ最後までご覧ください。
そもそも挫折や失敗をしない人はいない:織田慶
あなたはこれまでの人生の中で挫折や失敗をした経験はありますか?
おそらく、挫折や失敗をした経験がないという人はいないと思います。
なぜなら、“人は挫折や失敗する生き物”だからです。
でも、もしかすると、
「失敗したらダメですよね、だって成功の反対が失敗だから」
と思う人もいるかもしれません。
しかし、それは違います。
成功の反対は、失敗ではなく
「何も行動していないこと」
「何も挑戦していないこと」
だからです。
行動しないこと、挑戦しないことは、ただただ時間だけが過ぎている状態です。
つまり、成長する機会を逃している状態だと言えるでしょう。
挫折や失敗を繰り返すからこそ、人は成長して成功に近づくということを覚えておいてください。
人間は2つのパターンに分かれている:織田慶
人間は2つのパターンに分かれています。
その2つのパターンとは、
・挫折してあきらめてしまう、もしくは挫折を恐れて行動すらしなくなる
というように、“挫折を活かせない人”と、
・挫折や失敗をバネにして、学びを手に入れてそこから成功する
というように“挫折を活かせる人”です。
しかし残念ですが、現実として挫折を活かせない人の方が多い傾向にあります。
冒頭で、
「人は挫折や失敗する生き物だから、それらを避けることはできない」
とお伝えしました。
では、どうすればいいのか?
挫折や失敗を成長に変えるようにするのです。
多くの人は一回挫折や失敗をしたら、挑戦することをやめてしまいます。
それは、挫折を活かすことができていないということでもありますし、ある意味、短期的にしかものごとを考えていないということです。
極端なことを言ってしまえば、挫折や失敗を重ねても“最後に”成功すればいいわけです。
長期的に考えることが何よりも大事と言えるでしょう。
どうやったら挫折や失敗を成長に変えるマインドセットが作れるのか?:織田慶
では、どうやったら挫折しないマインドセットが作れるのでしょうか?
それは、“成功して得られるものよりも、失敗して得られるものを求める”ことです。
失敗から得られるものとは何でしょうか?
それは、
- なぜ失敗してしまったのか、失敗の原因
- 自分の苦手なこと、弱点
- 次に対策できること
などです。
なぜ失敗してしまったのか、じっくりと失敗の原因を分析することが何よりも大事です。
失敗の原因を突き止めることができれば、適切な対策方法が分かるようになります。
しかし、
- 失敗を受け止められない
- 他人からのアドバイスを素直に受け入れられない
ということがあるかもしれません。
意固地になって失敗を認められなかったり、他人から指摘されたことを非難されたように感じるのではなく、
「失敗から得られるものが大事」
というマインドセットを持つことで、失敗を成功へのチャンスに変えられるでしょう。
いきなり成功を目指すのではなく、失敗の階段を登っていった先に初めて成功があるというように考えるようにしてください。
名著『人を動かす』で知られる、デール・カーネギーの名言にこんなものがあります。
「失敗から成功を生み出すのです
挫折と失敗の二つは、間違いなく成功への足がかりなのですから」
大事なことは挫折や失敗の中から学ぶことです。
挫折の方向へ向かえ:織田慶
とはいっても、人はどうしても挫折や失敗を避けてしまいます。
なぜなら、挫折や失敗は苦痛を伴うからです。
それまで、
- がんばってきたこと
- 努力を続けてきたこと
が一旦実らなかったという形になるので、ショックを受けてしまったり、「何も考えられない」という状態におちいってしまうかもしれません。
そんな状態を経験すると、それ以降、挫折や失敗を避けてしまう人もいます。
しかし、挫折や失敗を避けてしまうことには、大きなリスクがあるのです。
そのリスクとは、挑戦しなくなってしまうリスクです。
どういうことかというと、そこまで努力しなくても達成できるような無難なことにしか挑戦しなくなるのです。
結果的に成長するチャンスを逃しているということになります。
もし、あなたに「成長したい」という気持があるなら、挑戦し続けてください。
そうすることでいつまでも成長することができます。
自分にとって大きな挑戦になるような、知らない領域であればあるほど、挫折する確率も高くなりますが、大きく成長できるチャンスにもなるのです。
人生はキレイな部分より挫折や失敗が多い:織田慶
多くの人が勘違いしていることがあります。
それは、“人生はキレイな部分ばかりではない”ということ。
私たちは、テレビやInstagramなどのSNSで人のキラキラした部分を見てしまいがちです。
例えば、スタイルの良いモデルの女性や芸能人なんかも、スタイル維持のために日々の泥臭い努力をしている姿はおおっぴらには、なかなか公開しませんよね。
表向きにキレイな部分というのは少ないもので、失敗や人に見せられない部分の方が多くを占めています。
なので、挫折や失敗をすることは当然のこと。
- たくさんの絶望
- 計画倒れした夢
- 取り返しがつかない過ち
これらを繰り返していく中で、成功することができるのです。
その成功を得るために挫折や失敗を喜んで受け入れることが大事です。
成功者ほどたくさんの挫折や失敗を経験している:織田慶
実は成功者ほどたくさんの挫折や失敗を経験しています。
発明王のトーマス・エジソンが1万回以上の失敗を
「1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」
と言ったことは有名な話ですし、元NBAマイケル・ジョーダンは、高校時代、初めからバスケットボールの代表チームに入れたわけではありません。
彼は最もシュートを決めた選手でもありますが、最もシュートを外した選手でもあるのです。
つまり、成功を掴んでいるように見える人ほど、それ以上の多くの挫折や失敗も経験しているということ。
なので、
「成功していてすごいなぁ」と思うのではなく
“自分より多くの挑戦をして挫折や失敗を経験していること”
をすごいと思うべきなのです。
自分よりはるかに多くの結果を残しているということは、その人は100倍から1,000倍の失敗を経験しているということも予想できるのです。
失敗への向き合い方は子供に学べ:織田慶
とはいえ、失敗したり挫折したら前に進めなくなることもあると思います。
では、それをどうやって乗り越えていけばいいのか?
見習うのに最適な存在がいます。
それが、子供です。
なぜ、子供を見習うべきなのかというと、子供は失敗した時にうまくいかなそうなアイデアでも全て試しますよね。
その子供心がメチャクチャ重要なのです。
なので、考え方としては、
「子供だったらどうやるかな?」
と考えることです
逆に、大人になるとなんとなく過去の経験から「できないだろう」と決めつけてしまいます。
新しいところに答えを求めるのではなく、自分の知識や経験から答えを探してしまいます。
また、多くの人にとっての恥は“みんなと違うことをして失敗すること”です。
でも、子供には「失敗してしまった」とかは関係ないですよね。
子供は、周りからどう見られるのかではなく、自分がやっていることがどうやったらうまくいくかに全力で目を向けています。
だから、子供は目の前のことを思いっきりできるのです。
一方、大人は周りからどう見られるかを考えてしまうので、自分がやっていることに集中していないと言えるでしょう。
失敗の中でも遊び心を持とう:織田慶
失敗してもふさぎこむのではなく、遊び心を持つことはとても重要です。
スイスのチューリッヒ大学の研究によると、遊び心を持っている人とそうではない人を比べると、遊び心を持っている人は全ての年齢や世代においてポジティブな体験、楽しい体験を増やす効果があったそうです。
ここでいう「遊び心」の定義は、
「どんな状況でも、自分や周囲に対して楽しさやユーモアや面白さをもつこと」です。
苦しい状況やしんどい状況になったとしても、自分や周りの仲間に対してユーモアや面白さをもって接することができたり、そんな状況でこそ遊び心をもって楽しさを見出していくことを
『プレイフルネス』と言います。
子供の頃は誰もが遊び心を持っています。
おもちゃがなくてもその辺に落ちている石ころや木などを使って、独自のルールで遊びを作ったりしますよね。
でも、大人になるにつれて周りの目を気にしたりして、遊び心をもてなくなっていきます。
だからこそ遊び心を大事にしてください。
注意点として、遊び心を持っているだけではなく表に出すことが大事です。
友人とバカ騒ぎしたりして遊んでいる中で、自分のユーモアを発揮したり、それを行動に移したり、とにかく遊び心をもって毎日を生きることがとても大事なのです。
失敗することに楽観的になる:織田慶
人は失敗すればするほど、心がへこんでしまい「もう立ち直れない」と思ってしまいます。
でも、立ち直れないくらいの失敗を経験した人の多くは、それ以降はあまり失敗しなくなります。
なぜなら、たくさんの失敗を重ねるほど、
「あっ、今回はこのくらいの失敗で済むな」
ということが分かるようになるからです。
結果的に、失敗をすればするほど“失敗に対して楽観的になれる”ということ。
なので、これからは
- 「前回の失敗よりはマシになるな」
- 「次の失敗はさらに痛手が少なくなるな」
と考えるようにしてください。
失敗するほど楽観的に考えられるなら、どんどんチャレンジしてたくさん失敗できると思いませんか。
常に最悪を想定するべし:織田慶
実は、常に最悪を想定することには大きなメリットがあります。
そのメリットとは、最悪の状態を想定することで、余計な力が抜けて本来の力が発揮できることです。
逆に、最高の状態をイメージして成功できる人は、全体のたったの5%しかいないと言われています。
ですから、常に最悪の状態を想定することが大事なのです。
ビジネス業界でも、エフェクチュエーションの「許容可能な損失」の原則では、
“どれだけ成功するかを考えるより、どれだけ失敗に耐えられるか
と考えるほうがはるかにいい事業を作れる”
と言われています。
なので、ぜひあなたも最悪を想定してチャレンジするようにしてください。
逆境の中でこそ人は進化する:織田慶
ずっと成功し続けるというのはあり得ないことです。
成功する中で挫折があったりと、挫折する中で人は成長していきます。
つまり、逆境の中でこそ人は磨かれて進化していくのです。
ということは、定期的に逆境を感じるようなことがなければ、あなたは成長できていないと言えるかもしれません。
古代ギリシャの哲学者、エピクテトス人はこんな言葉を残しています。
『逆境は、人の真価を証明する絶好の機会だ』
あなたも、逆境を感じられるところに飛び込んでみてください。
そうすることで、成長することができるでしょう。
挫折を成長に変えるためのマインドセット【まとめ】:織田慶
挫折や失敗を成長に変えるためのマインドセットをお伝えしましたが、いかがでしたか?
人は挫折や失敗する生き物ですから、それらを避けることはできません。
だからこそ挫折や失敗をしたあとの行動が大事になってきます。
もしかすると、「マインドセットなんて意味あるの?」と思った人もいるかもしれません。
でも、マインドセットができている人は、挫折や失敗をしたとしてもそこでへこたれることなく、前向きな捉え方ができるのです。
つまり、この記事でお伝えしたマインドセットをあなたの心の中に深く浸透させることで、挫折や失敗をしても、それらを次の行動に活かせるようになります。
それを積み重ねることで、最後には成功までたどり着けるようになるでしょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
織田慶
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