目標へ迷いなく進める方法とは
突然ですが、
あなたは決断が早いほうですか?
それとも遅いほうですか?
巷には
「幸運の女神には前髪しかない」
という言葉もあり、
「チャンスは瞬間的に掴まなければ
後からでは掴めない」
ということで
即座に決断することが良しとされています。
しかし、すべてにおいて
決断は早いほうが良いのでしょうか?
じっくり考えることは
良くないことなのでしょうか?
今回は
「本当に決断は早いほうが良いのか?」
というテーマでお話します。
実践することで
ご自身に合った決断タイミングが
つかめるようになり、目標へ迷いなく進めるようになります。
ぜひ最後までご覧ください。
「決断は早いほうがよい」は本当?
それでは、まず
「決断は早いほうがよい」という
見解について考えてみましょう。
早く決断をすることのメリットは色々とあります。
例えば、
- 早く行動を始められ多く時間をとれる
- 悩む時間が短くなり精神的に楽になれる
- 締め切りギリギリに焦る必要がなくなる
などです。
以上のようなメリットがあるので
早く決断をするのがよいというのは間違いないでしょう。
決断が遅くなればデメリットばかりではない
では、決断が遅くなれば
デメリットばかりなのでしょうか。
実は、決定を先延ばしすることで
得られるメリットがあるのです。
そのメリットとは「満足度が高まる」ということです。
カーネギーメロン大学の神経科学者デイヴィッド・クレスウェル准教授が
実験で確かめています。
被験者を3チームに分けて
車を購入するシーンをイメージして
それぞれの行動をとってもらいました。
どの車を買うか、即決する
数分間考える時間を与えられ、その後すぐに買う車を決める
関係ないことをして一旦車のことが頭から離れるようにししばらくしてから買う車を決める
実験後に、各自に選んだ車のことを
どう思うかについて質問しました。
その結果は・・・
「BチームはAチームよりわずかに満足度が高い」
「CチームはBチームより 相当満足度が高い」
となりました。
つまり、決断までの時間を多く取ることで
自分の納得いく車を
見つけられたということです。
しばらく考えることから離れることで、
自分の考えを客観的に見られるように
なるからなのでしょう。
早く決めなければいけないと
一つのことを考え続けるよりも、
一度離れて見てみると良いのですね。
とはいえ、先ほども述べたように
決断を早くすることのメリットも
多くあることは間違いありません。
ですから、重要なのは、
どれだけの時間を取ってよいのかを見極めることでしょう。
- 早く決断し作業時間を長くとろう
- 悩んでも結果に関係なさそうだから早く決めて楽になろう
- 締め切りが迫っているからギリギリにならないように今やろう
というように
はっきりしたメリットを感じる時は
早めに決断し、
早く決めるメリットをあまり感じなければ
時間を空けてじっくり考えるのが
良いのではないでしょうか。
基本的に、
少しでも気になっていることは
即断即決して、
どんどん実践するのが良いでしょう。
とはいえ、話を聞いている段階で
違和感を感じるようなことは、
少し慎重になる
必要があるかもしれませんね。
決断すべきタイミングを見極めて
納得のいく結論を出せるように
していきましょう^^
今日もお読みいただき
ありがとうございました。
織田慶
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