いきなりですが、
「集中していたはずなのに気づいたらボーっとしていた」
こんな経験ありませんか?
例えば
「仕事の資料を読んでいたら、文字を追っているだけで、全く頭に入っていなかった」
なんてことが
これまでに何度かは
あるのではないでしょうか。
これは、
集中力が落ちてしまったために起きてしまうことです。
私たちは、長時間
集中し続けることができないので
このようになっても仕方ありません。
とはいえ、このままずっと
ボーっとしているわけにも
いきませんよね。
もちろん、この場合は
休憩することが一番なのですが
そうもいかないこともあるでしょう。
そこで、今回は
「簡単に集中力を回復する方法」についてお話します。
まず、集中力を回復する
方法として思い浮かぶのは、
- 仮眠をとる
- 運動をする
- コーヒーを飲む
などがあるでしょう。
しかし、状況によっては
- 寝られない
- 運動できない
- コーヒーを飲めない
といったように
どれも難しい時もあるでしょう。
気合いで何とかできれば良いのですが
そんなに簡単にはいきません。
そこで試してほしいのが
この簡単な方法です。
それは、
「目を動かす」こと。
パソコンに向かっている時なら
画面の四隅を順に
視点移動させていくなど
頭を動かさずに
目だけを動かすようにしてください。
目は視神経で脳とつながっているため
眼球を動かすことで脳を刺激します。
また、目を動かすことで
目の周囲の筋肉が運動をしますので
脳への血流も多くなります。
すると、脳がリフレッシュして
集中力が回復するのです。
さらに、眼球運動は
記憶力を高める効果があることも
わかっています。
これは、イギリスの
マンチェスターメトロポリタン大学で
行われた実験により証明されています。
学生105人を3つに分け、
眼球を
- 左右に動かしたグループ
- 上下に動かしたグループ
- 動かさなかったグループ
で単語の記憶テストをしたところ
左右に動かしたグループが
最も覚えていたそうです。
2番目に成績の良かった
上下に動かしたグループより、
10%以上も良かったそうです。
しかも、目を動かした時間は
わずか30秒だけ。
ちなみに、上下よりも
左右に動かすほうが成績が良いのは
左脳と右脳へ与える刺激が
より大きくなるからだそうです。
このように、
眼球運動はかなり効率よく
集中力を回復させられます。
しかも、目立つ動きではないので
周りの人に与える影響もありません。
集中力を回復させるのに
一般的な方法が使えない時は
ぜひ目を動かしてみてください。
ただし、そのような
緊急事態にならないよう、
普段から
- 睡眠をしっかりとる
- 適度に運動する
- 疲れる前に休憩をする
これらのことにも気をつけましょう^^
今日もお読みいただき
ありがとうございました。
織田慶
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