投資の神様から学ぶ投資術

織田慶


あなたは、ご自身の業界の

『神様』と呼ばれる人をご存知ですか?

 

例えば、

『バスケットボールの神様』と言えば

マイケル・ジョーダンですね。

 

『経営の神様』と言えば

松下幸之助と言われています。

 

では

『投資の神様』と言ったら誰でしょう?

 

答えは

ウォーレン・バフェットです。

 

投資をやっていない人も

その名前を聞いたことが

あるのではないでしょうか。

 

バフェットは株式投資をしています。

 

成長株を正しく見極めて

長期的な展望で投資を行うスタイルです。

 

『正しく見極める』

というのがなにより難しいのですが、

 

バフェットは正しく見極めるために、

自分が理解できる分野の株しか

購入しないと決めているそうです。

 

例えば、

世間ではIT株が注目される中でも

バフェットは基本的に買いませんでした。

 

一時期、そのルールを破り

IBMの株を買ったものの

失敗に終わったと語っています。

 

あくまで、

目の前の情報に影響されて

株を売買するのではなく、

 

自分のルールを基に

長期的に考えるのです。

 

例えば、今このコロナの状況で

 

「これ以上、株価が下がる前に

 手持ちの株は売ってしまおう!」

 

という思う投資家もいると思います。

 

でも長期的な成長をベースに考えて

投資をしていれば、

 

基本的には

「今は株を売るときではない」

と考えるはずです。

 

コロナはたしかに驚異的な存在です。

 

ただし、相場の世界では

世間に流されると正しい判断はできません。

 

むしろ

世間と逆が富を生み出すのです。

 

「世間の投資家が危険を感じて売りに出し

 下がっている優良株を買うのもあり得る」

 

と彼は語っています。

 

投資において人間心理を

理解しておくことはとても重要です。

 

そしてなにより重要なのが

自分のスタイルやルールを守ること。

 

あなたも

「儲けたい!」

という気持ちは一旦置いておき、

 

決めたルールを守って投資を行いましょう。

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