やっぱり「お金」?:織田慶

織田慶

 

夢や希望を叶えることは、

決して平坦な道のりではありませんよね。

 

大きな目標を達成しようと思うと、

途中で挫けそうになったり

我慢しなければならなかったりします。

 

例えば、

 

「一流企業に就職したければ、

 多くのライバルに負けないよう

 努力しなければならない」

 

「社内トップの成績を取りたければ、

 クライアントの理不尽な対応にも

 耐えなければならない」

 

「社会的地位の高い人達の集団に入るには、

 それにふさわしい人間だと

 認めてもらわなければならない」

 

こういったことが

必要になることもあるでしょう。

 

そんな時には、

 

・人一倍がんばったり

・苦手な人とも笑顔で話したり

・相手が望むように自分を合わせたり

 

といったことが、

時には必要になると思います。

 

目標が大きければ大きいほど

より多くのものが要求され、

途中で心が折れそうになるものです。

 

今回は、

そんな時の乗り越え方について

お話します。

 

早速ですが、

こんな、忍耐や努力が必要な時に

効果がある方法とはなんでしょうか?

 

それは・・・

 

『お金のため』と思うことです。

 

もしかしたら、

「実も蓋もない」

と思うかもしれませんね^^

 

でも、綺麗事を抜きにすると、

 

「これをすればお金が入る」

と思うだけで、

 

なんとか乗り越えられることもあります。

 

お金で買えないものはありますが、

 

お金で大切なものを

守ることはできますからね。

 

実は、人の「下心」や

「打算」を利用した方法の、

有効性を証明した実験があります。

 

アメリカ・コネチカット大学の

「シャロン・ベイカー博士」の実験です。

 

実験では、80人の大学生を集めて、

氷水の中に手を入れて

どれだけ我慢できるかを調べました。

 

その際、

グループを以下の4つに分けています。

 

1) 認知対処法グループ

 (痛みを感じてきたら

 ポジティブな言葉を自分にかける)

 

2)金銭グループ

 (4分我慢するたびに2ドルあげる)

 

3)認知対処法+金銭グループ

 

4)何もしないグループ

 

その結果は・・・

 

最も長い時間我慢できたグループは

3でした。

 

我慢できた時間は、約364秒

 

次に我慢できたのは2のグループ。

 

時間は、約307秒

 

その後は、1、4の順番で

時間はそれぞれ、

約212秒、約110秒でした。

 

やはり人間は

お金をもらえると思えば

普段以上に我慢ができるものなのですね。

 

お金は、大きな動機に

なることがわかる実験でした。

 

「でも、現実にはつらいことに耐えても

 お金がもらえるわけではないでしょ」

 

と思われるかもしれませんね。

 

そんな時は、

時給をもらっていると

思えばいいかもしれません。

 

もしあなたが、毎月決まった給料を

もらっているのであれば、

 

自分が活動している時間の

すべてを使って

その金額を得ていると思うのです。

 

例えば、

1日の睡眠時間が8時間ならば

活動時間は16時間となります。

 

すると

1か月の活動時間は約480時間。

 

給料を480で割れば、

あなたの時給がわかります。

 

あとは、

つらい時間を我慢することで

この時給をもらえると思えばいいのです。

 

そうすれば

嫌なことがあっても

我慢しやすくなるはずです。

 

その点、トレードに関しては

面倒くさいこともすべて

「お金のため」と思いやすいので楽ですね。

 

やっぱり、お金の力は強いですね。

 

お金が全てだとは思いませんが、

お金はとても大事なものです。

 

お金から逃げずに

しっかりと向き合うことで、

より大切にできるはずです。

 

今日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

織田慶

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