完璧でした:織田慶

織田慶

おはようございます、織田慶です。

 

突然ですが、あなたの周りに“完璧主義者”はいませんか?

 

もしかしたら、「自分かも・・・」と思ったかもしれませんね^^

 

  • 失敗がとても怖い
  • 周りの評価が非常に気になる
  • “適当に”というのが苦手
  • 他人と比べて目標が高過ぎる
  • 自分を追い詰めがち

 

もしこれらが当てはまるならきっとあなたは完璧主義者です。

 

目標を達成にこだわりを持つと高い基準を自分に求めるとは思いますが、何事も行き過ぎると問題が起きます。

 

本日は『完璧主義を抜け出す』というテーマでお話します。

 

完璧主義かもしれない、という方はぜひ最後までご覧ください。

さて、完璧主義の人は

 

  • 責任感が強く
  • 最後まで手を抜かず
  • 仕事の質が高い

 

などの、良い特徴もありますのでハマれば周囲の人からとても重宝されます。

しかし、同時にいくつかのマイナス面も見られます。

その一つが“行動できなくなる”ことです。

これは、新しいことを
始めるときに、大きな壁になります。

準備を完璧にしようと時間かけてなかなか始めの一歩が踏み出せません。

本ばかり読んで実践しない。

 

このような状態です。

 

完璧を目指す姿勢は良いことだけど、
完璧にこだわり過ぎるとあまり良くないということです。

 

そもそも完璧の状態は、存在するのでしょうか?

 

例えば、プロ野球の世界では、
トップクラスの打者でも打率はせいぜい3割台です。

 

逆に見れば、6割は失敗しているのです。

 

世界のトップクラスの一流選手でさえです。
これは他の分野でも同じことが言えるでしょう。

 

ですから、私たちが

 

  • 「まだ完璧でないから始められない」
  • 「もっと完成度を高めてから提出する」

 

などと言って行動を遅らせても、完璧には到達できないということです。

 

それであれば、
早く行動するほうが
完璧にこだわり過ぎるよりもメリットが大きくなります。

 

松下電器(現パナソニック)の創業者、松下幸之助氏もこう語っていたそうです。

 

60%程度の見込みがあれば、その仕事はやってみるに値する」と。

 

偉大な経営者は、「100%の見込みなどはあり得ない」とわかっていたのでしょう。

 

そして、やらなければ何の価値も生み出さないことも。

 

ただし、こうも言っています。

 

だからと言って、最初からどうせ完全などは期しがたいと投げやりにやるということではいけない。少しでも完全に近づこうとして努力する。その姿が尊いし、そこに進歩というものがある

 

つまり、
完璧でなくて良いので60%でも
成功する確率があると思ったらやるべき。

 

そして、60%でもよいと考えるのではなく70%、80%にしようと高める努力は
続けなければならないということです。

 

きっとあなたも、
完璧や完全を求めすぎてタイミングを逃したことがあるでしょう。

 

もちろん、無謀な行動は良くないですし、慎重さが求められることも多くあります。

 

しかし、時には完璧さを手放して行動するのも必要ではないでしょうか。

 

あなた自身が興味を持ったことは失敗を恐れずチャレンジしてみてください。

 

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

 

織田慶

 

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