あなたはこんな言葉を
聞いたことはないですか?
「成功するためには
良い習慣を身につけること」
もしかしたら、耳にタコができるほど
聞いたことがあるかもしれませんが、
実際にできていますか?
・早起き
・ダイエット
・貯金
などなど、
あなたにも、身につける前に挫折した習慣が
一つくらいはあるのではないでしょうか。
今回は
「習慣を定着させる方法」
についてお話します。
「良い習慣づくりをしていきたい」
と思っている方には、
特にオススメの内容です。
ぜひ最後までご覧ください。
では早速、結論からお伝えします。
“習慣を定着させる方法”
それは・・・
「if-thenプランニング」という方法です。
if-thenプランニングとは、
「Aをしたら、Bをする」
と決めることです。
たとえば
「電車に乗ったら、
テキストを開く」
「夕食を食べたら、
トレードをする」
「お風呂から上がったら、
腕立て伏せをする」
という具合に決めて、
できれば紙に書き出して
目につくようにしておくのです。
「え!たったそれだけ?」
と思われたかもしれませんが
これが大きな成果を上げています。
コロンビア大学の
ハイディ・グラント教授が行った実験では
2つのグループに
目標を立ててもらいました。
Aグループは、
「運動を習慣化する」という
シンプルな目標です。
Bグループは、
「月・水・金曜日は、
仕事前にジムで運動する」という、
if-thenプランニングの形です。
その結果は・・・
運動を習慣化できたのは
Aグループが31%
Bグループが91%
if-thenプランニングを行った
Bグループの方が、
3倍近くも成功率が違いました。
なぜこれほど
差が生まれたのでしょうか?
その秘密は、私たちの
脳の特性にあるようです。
私たちは普段から
「Xという刺激があると
Yという反応をする」
ということに慣れています。
「朝起きたら、歯を磨く」
「昼になったら、
食事に出かける」
「布団に入ったら、寝る」
このように、
生活の中で「if-then」を
無意識に行っています。
ですから、
「if-then」を使えば
すんなりと行動に移せるのです。
・勉強
・早起き
・禁煙
・掃除
・ダイエット
など、
習慣化したいことが
あるのならば
「~をしたら、これをする」というように
「if-thenプランニング」を
使ってみてください。
ただし、成功率を上げるためには
いくつか注意点があります。
それは、次の3つです。
1)無理な目標設定をしない
「腕立て伏せ100回」などの大きな目標は
強い意志力が必要となります。
強い意志力が必要だと挫折しやすいので
無理ない目標から始めるようにしましょう。
2)一度に多くのことを
習慣化しようとしない
人間は大きな環境の変化に
抵抗を感じます。
ですから、同時に行うのは
1つか2つくらいがよいでしょう。
3)「~しない」ではなく
「~する」という目標にする
人は悪習慣をやめることが苦手です。
ですから、
「タバコを吸いたくなったら
ガムを噛む」
というように、
「◯◯する」という
行動にすり替えましょう。
以上の3つです。
「if-thenプランニング」に慣れるまで
時間がかかるかもしれませんが、
「if-thenプランニング」を使って
習慣化していきましょう。
今日もお読みいただき
ありがとうございました。
織田慶
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